8.2. マネージドドメインの JVM 設定


JBoss EAP マネージドドメインでは、複数のレベルで JVM の設定を定義できます。特定ホストのカスタム JVM 設定を定義し、それらの設定をサーバーグループまたは個別のサーバーインスタンスに適用できます。

デフォルトでは、サーバーグループおよび各サーバーは親から JVM 設定を継承しますが、各レベルで JVM 設定をオーバーライドすることもできます。

注記

domain.conf の JVM 設定 (Windows Server の場合は domain.conf.bat) は JBoss EAP ホストコントローラーの Java プロセスに適用されます。ホストコントローラーによって制御される個別の JBoss EAP サーバーインスタンスには適用されません。

8.2.1. ホストコントローラーの JVM 設定の定義

ホストコントローラーの Java 仮想マシン (JVM) 設定を定義し、その設定をサーバーグループまたは個々のサーバーに適用できます。JBoss EAP には default JVM 設定が付属していますが、次の手順では、いくつかのカスタム JVM 設定とオプションを使用して、production_jvm という名前の新しい JVM 設定を作成する方法を示します。これらの設定は、host.xml<jvm> タグ内に保存されます。

前提条件

  • JBoss EAP がマネージドドメインとして実行されている。

手順

  • 管理 CLI を使用して JVM 設定を定義します。

    構文

    /host=<HOST_NAME>/jvm=<SETTING_NAME>:add(heap-size=<HEAP_SIZE>, max-heap-size=<MAX_HEAP_SIZE>, max-permgen-size=<MAX_PERMANENT_GENERATION_SIZED>, stack-size=<STACK_SIZE>, jvm-options=["<JVM_OPTIONS>"])

    /host=exampleHost1/jvm=production_jvm:add(heap-size=2048m, max-heap-size=2048m, max-permgen-size=512m, stack-size=1024k, jvm-options=["-XX:-UseParallelGC"])

    使用可能なすべてのオプションの説明は、マネージドドメインの JVM 設定の属性 を参照してください。

  • 管理コンソールを使用して JVM 設定を定義します。

    1. 管理コンソールで Runtime Hosts に移動します。
    2. ホストを選択し、View をクリックします。
    3. JVM タブを選択し、設定を定義します。

8.2.2. サーバーグループへの JVM 設定の適用

サーバーグループの作成時に、グループのすべてのサーバーが使用する JVM 設定を指定できます。サーバーグループの設定は domain.xml に保存されます。

前提条件

手順

  • 管理 CLI を使用して、サーバーグループに JVM 設定を適用します。

    production_jvm JVM 設定を使用するサーバーグループ名 exampleGroupA を作成します。

    /server-group=exampleGroupA:add(profile=default,socket-binding-group=standard-sockets)
    /server-group=exampleGroupA/jvm=production_jvm:add

    サーバーグループレベルで特定の JVM 設定をオーバーライドすることもできます。たとえば、別のヒープサイズを設定するには、以下のコマンドを使用できます。

    /server-group=exampleGroupA/jvm=production_jvm:write-attribute(name=heap-size,value="1024m")

    上記コマンドの実行後、サーバーグループ groupAproduction_jvm から JVM 設定を継承しますが、ヒープサイズの値は 1024m にオーバーライドされます。

  • 管理コンソールを使用して、サーバーグループに JVM 設定を適用します。

    1. Runtime Server Groups に移動します。
    2. サーバーグループを選択し、View をクリックします。
    3. JVM タブを選択し、設定を適用します。

8.2.3. サーバーグループ内の個々のサーバーに JVM 設定を適用する

デフォルトでは、個別の JBoss EAP サーバーインスタンスは属するサーバーグループの JVM 設定を継承します。しかし、継承した設定をホストコントローラーからの別の JVM 設定定義でオーバーライドしたり、特定の JVM 設定をオーバーライドすることもできます。各サーバーのこれらの設定は host.xml に保存されます。

前提条件

手順

  • 管理 CLI を使用して個々のサーバーに JVM 設定を適用します。

    サーバーグループへの JVM 設定の適用 手順の JVM 定義をオーバーライドし、server-one の JVM 設定を default JVM 定義に設定します。

    /host=exampleHost1/server-config=server-one/jvm=default:add

    また、サーバーグループと同様に、サーバーレベルで特定の JVM 設定をオーバーライドすることもできます。たとえば、別のヒープサイズを設定するには、以下のコマンドを使用できます。

    /host=exampleHost1/server-config=server-one/jvm=default:write-attribute(name=heap-size,value="1024m")
  • 管理コンソールを使用して、個々のサーバーに JVM 設定を適用します。

    1. Runtime Hosts に移動します。
    2. ホストを選択し、サーバーの View をクリックします。
    3. JVM タブを選択し、設定を適用します。
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