14.4. リソースアダプターの設定


管理インターフェイスを使用してリソースアダプターを設定できます。以下の例は、管理 CLI を使用してリソースアダプターを設定する方法を示しています。サポートされるプロパティーやその他の重要な情報は、リソースアダプターベンダーのマニュアルを参照してください。

14.4.1. リソースアダプター設定の追加

管理 CLI を使用してリソースアダプター設定を追加します。

前提条件

  • 管理 CLI へのアクセス。

手順

  1. リソースアダプター設定の追加:

    /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar:add(archive=eis.rar, transaction-support=XATransaction)
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14.4.2. リソースアダプターの設定

リソースアダプター設定は、アプリケーションサーバーと外部システム間の接続を管理し、統合とパフォーマンスを最適化するように接続を設定します。

前提条件

  • リソースアダプター設定が追加されている。
  • 管理 CLI にアクセスできる。

手順

  1. config-properties を設定します。

    • server 設定プロパティーを追加します。

           ----
           /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar/config-properties=server:add(value=localhost)
           ----
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    • port 設定プロパティーを追加します。

           ----
           /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar/config-properties=port:add(value=9000)
           ----
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  2. admin-objects を設定します。

    • 管理オブジェクトを追加します。

           ----
           /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar/admin-objects=aoName:add(class-name=com.acme.eis.ra.EISAdminObjectImpl, jndi-name=java:/eis/AcmeAdminObject)
           ----
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    • 管理オブジェクトの設定プロパティーを設定します。

           ----
           /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar/admin-objects=aoName/config-properties=threshold:add(value=10)
           ----
      Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. connection-definitions を設定します。

    • 管理対象接続ファクトリーの接続定義を追加します。

           ----
           /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar/connection-definitions=cfName:add(class-name=com.acme.eis.ra.EISManagedConnectionFactory, jndi-name=java:/eis/AcmeConnectionFactory)
           ----
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    • 管理対象接続ファクトリーの設定プロパティーを設定します。

           ----
           /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar/connection-definitions=cfName/config-properties=name:add(value=Acme Inc)
           ----
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    • エンリストメントトレースを記録するかどうかを設定します。

      • enlistment-trace 属性を true に設定して、エンリストメントトレースの記録を有効にします。

             ----
             /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar/connection-definitions=cfName:write-attribute(name=enlistment-trace,value=true)
             ----
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        警告

        エンリストメントトレースを有効にすると、トランザクションエンリストメント中のエラーを容易に追跡できますが、パフォーマンスに影響します。

14.4.3. リソースアダプターのアクティブ化

リソースアダプターを設定した後、アクティブ化します。

前提条件

  • リソースアダプターが設定されている。
  • 管理 CLI へのアクセス。

手順

  • リソースアダプターをアクティブ化します。

    ----
    /subsystem=resource-adapters/resource-adapter=eis.rar:activate
    ----
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注記

リソースアダプターのキャパシティーポリシーを定義することも可能です。詳細は、キャパシティーポリシー セクションを参照してください。

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