3.8. ボリュームへのアクセス権の設定
ボリュームのデフォルトの状態は read-write で、データの書き込みおよびそこからの読み取りを可能にします。ボリュームを読み取り専用としてマークし、そのデータが誤って上書きまたは削除されないようにすることができます。
注記
ボリュームを読み取り専用に変更すると、再度読み取り/書き込みに戻すことができます。
前提条件
- アンダークラウドの正常なインストール。詳細は、Installing director on the undercloud を参照してください。
- オーバークラウドの正常なデプロイメント。詳細は、Creating a basic overcloud with CLI tools を参照してください。
手順
- ボリュームがすでにインスタンスに接続されている場合は、このボリュームをデタッチします。詳細は、「インスタンスからのボリュームの切断」 を参照してください。
このボリュームに必要なアクセス権限を設定します。
ボリュームのアクセス権限を読み取り専用に設定するには、以下の手順を実施します。
# cinder readonly-mode-update <VOLUME-ID> true
ボリュームのアクセス権限を読み書きに設定するには、以下の手順を実施します。
# cinder readonly-mode-update <VOLUME-ID> false
- アクセス権限を変更するためにインスタンスからこのボリュームをデタッチした場合は、ボリュームを再接続します。詳細は、「インスタンスへのボリュームの接続」 を参照してください。