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2.6. undercloud.conf ファイルの更新

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Red Hat OpenStack Platform 16.2 環境の元の undercloud.conf ファイルを引き続き使用できますが、Red Hat OpenStack Platform 17.1 との互換性を維持するにはファイルを変更する必要があります。undercloud.conf ファイルを設定するためのパラメーターの詳細は、director を使用した Red Hat OpenStack Platform のインストールと管理アンダークラウド設定パラメーター を参照してください。

手順

  1. アンダークラウドホストに stack ユーザーとしてログインします。
  2. skip_rhel_release.yaml というファイルを作成し、SkipRhelEnforcement パラメーターを true に設定します。

    parameter_defaults:
      SkipRhelEnforcement: true
  3. undercloud.conf ファイルを開き、ファイルの DEFAULT セクションに、以下のパラメーターを追加します。

    container_images_file = /home/stack/containers-prepare-parameter.yaml
    custom_env_files = /home/stack/skip_rhel_release.yaml
    • 追加のカスタム環境ファイルを custom_env_files パラメーターに追加します。

      custom_env_files パラメーターは、アップグレードに必要な skip_rhel_release.yaml ファイルの場所を定義します。

    • container_images_file パラメーターは、director が正しい場所からアンダークラウドのコンテナーイメージをプルできるように、containers-prepare-parameter.yaml 環境ファイルの場所を定義します。

      注記

      元の undercloud.conf ファイルの /home/stack/custom-kerberos-params.yaml ファイルに CertmongerKerberosRealm パラメーターが含まれている場合は、CertmongerKerberosRealm パラメーターを HAProxyCertificatePrincipal パラメーターに置き換える必要があります。CertmongerKerberosRealm パラメーターが原因で、アンダークラウドのアップグレードに失敗します。

  4. ファイル内の他のすべてのパラメーターが変更されていないか確認します。
  5. ファイルを保存します。
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