4.4. カスタム roles_data ファイルのコンポーザブルサービスの更新
このセクションでは、新しいコンポーザブルサービスおよび非推奨のコンポーザブルサービスを説明します。
全ノード
すべてのノードで、以下のサービスが非推奨になっています。すべてのロールからこれらのサービスを削除します。
サービス | 理由 |
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| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
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| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| Octavia を優先し、OpenStack Networking (neutron) Load Balancing as a Service は非推奨になったため。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは削除されています。 |
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| OpenDaylight はサポートされなくなったため。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| メトリクスおよびモニタリングには Service Telemetry Framework (STF) が優先されるため、OpenStack Telemetry サービスは非推奨になりました。従来のテレメトリーサービスは、STF への移行を促進するために RHOSP 17.1 でのみ利用可能で、RHOSP の今後のバージョンでは削除される予定です。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| Skydive はサポートされなくなったため。 |
| Tacker はサポートされなくなったため。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
| このサービスは非推奨となりました。 |
コントローラーノード
コントローラーノードの新規サービスは以下のとおりです。Controller ロールにこれらのサービスを追加します。
サービス | 理由 |
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| イメージサービス (glance) API の内部インスタンスのサービス。位置データを管理者とそれを必要とするサービス (Block Storage サービス (cinder) やコンピュートサービス (nova) など) に提供します。 |
Compute nodes
デフォルトでは、17.1 のコンピュートノードは OS::TripleO::Services::NovaLibvirt
サービスを実行します。ただし、OS::TripleO::Services::NovaLibvirt
サービスを実行しているコンピュートノードで RHOSP アップグレードを実行すると、仮想マシンインスタンスはシャットオフされた状態として表示されます。この問題を回避するには、RHEL 8.4 上のすべてのコンピュートノードで OS::TripleO::Services::NovaLibvirtLegacy
サービスを実行し、コンテナーイメージを UBI-8 に基づいて作成する必要があります。
RHOSP のアップグレード後、コンピュートノードを RHEL 9.2 にアップグレードする場合、コンピュートノードは OS::TripleO::Services::NovaLibvirt
サービスを実行し、コンテナーイメージは UBI-9 に基づいている必要があります。そうしないと、仮想マシンインスタンスがシャットオフされているように表示されます。
コンピュートノード上のオペレーティングシステムのアップグレードに関する詳細は RHEL 9.2 への全コンピュートノードのアップグレード および コンピュートノードの Multi-RHEL 環境へのアップグレード を参照してください。