4.3.2. ストレージモード


Red Hat Single Sign-On は、LDAP からローカルの Red Hat Single Sign-On ユーザーデータベースにユーザーをインポートします。このユーザーデータベースのコピーは、オンデマンドまたは定期的なバックグラウンドタスクを介して同期します。パスワード同期の例外が存在します。Red Hat Single Sign-On はパスワードをインポートしません。パスワードの検証は LDAP サーバーで常に行われます。

同期の利点は、必要な追加の追加のデータがローカルで保存されるため、すべての Red Hat Single Sign-On 機能を効率的に機能させることです。欠点は、Red Hat Single Sign-On が特定のユーザーに初めてクエリーを実行するたびに、Red Hat Single Sign-On に対応するデータベースの挿入を実行することです。

インポートを LDAP サーバーと同期できます。LDAP マッパーがデータベースではなく LDAP から特定の属性を常に読み取る場合、インポート同期は必要ありません。

ユーザーを Red Hat Single Sign-On ユーザーデータベースにインポートせずに、Red Hat Single Sign-On で LDAP を使用できます。LDAP サーバーは、Red Hat Single Sign-On ランタイムが使用する共通のユーザーモデルをバックアップします。LDAP が Red Hat Single Sign-On 機能が必要とするデータをサポートしない場合、その機能は動作しません。このアプローチの利点は、LDAP ユーザーのコピーを Red Hat Single Sign-On ユーザーデータベースにインポートおよび同期するリソース使用を持たないことです。

LDAP 設定ページの Import Users スイッチは、このストレージモードを制御します。ユーザーをインポートするには、この切り替えを ON に切り替えます。

注記

ユーザーのインポート を無効にすると、Red Hat Single Sign-On データベースにユーザープロファイル属性を保存できません。また、LDAP にマッピングされたユーザープロファイルメタデータ以外のメタデータを保存することはできません。このメタデータには、LDAP マッパーの設定に基づくロールマッピング、グループマッピング、およびその他のメタデータを含めることができます。

LDAP 以外のマッピングユーザーデータを変更しようとすると、ユーザーの更新ができません。たとえば、ユーザーの enabled フラグが LDAP 属性にマッピングされていない限り、LDAP マッピングされたユーザーを無効にすることはできません。

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