12.9. アクション


12.9.1. 既存のストレージドメインのインポート

API は、下層のストレージの再フォーマットせずに、Red Hat Enterprise Virtualization Manager の 1 つのインスタンスから ISO ストレージドメインまたはエクスポートストレージドメインを削除して、そのドメインを別のインスタンスにインポートする機能を提供しています。インポートの操作は、新規ストレージドメインの追加と同じですが、name は指定しません。

例12.16 既存のエクスポートストレージドメインのインポート

POST /api/storagedomains HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-Type: application/xml

<storage_domain>
    <type>export</type>
    <storage>
        <type>nfs</type>
        <address>172.31.0.6</address>
        <path>/exports/RHEVX/export-domain</path>
    </storage>
    <host id="2ab5e1da-b726-4274-bbf7-0a42b16a0fc3"/>
</storage_domain>

HTTP/1.1 201 Created
Content-Type: application/xml

<storage_domain id="fabe0451-701f-4235-8f7e-e20e458819ed"
  href="/api/storagedomains/fabe0451-701f-4235-8f7e-e20e458819ed">
    <name>export1</name>
    ...
</storage_domain>
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12.9.2. ストレージドメインの削除

storage_domain 参照をストレージドメインの DELETE 要求の本文に渡します。storage_domain 参照は以下のような形式です。
<storage_domain>
    <host id="..."/>
</storage_domain>
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または、
<storage_domain>
    <host>
        <name>...</name>
    </host>
</storage_domain>
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ストレージドメインのフォーマット

オプションの format 要素で、ストレージドメインを削除した後にフォーマットするかどうかを指定します。

例12.17 ストレージドメイン削除後のフォーマット

<storage_domain>
    <host id="..."/>
    <format>true</format>
</storage_domain>
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format 要素が渡されない場合には、ストレージドメインはフォーマットされない状態のままとなります。
ストレージドメインの論理削除

API はストレージドメインの論理削除する機能も提供します。これにより、ストレージドメインのインポート用データが保持されます。destroy 要素を使用してストレージドメインを論理的に削除し、データを保持します。

例12.18 ストレージドメインの論理削除

<storage_domain>
    <host id="..."/>
    <destroy>true</destroy>
</storage_domain>
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