15.5. メソッド
15.5.1. 仮想マシンの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
新規仮想マシンの作成には
name
、template
、cluster
の要素が必要です。template
要素と cluster
要素は id
属性または name
要素で特定します。CPU プロファイルの ID は cpuprofiles
属性で特定します。
例15.4 CD-ROM から起動する、512 MB の仮想マシンの作成
例15.5 仮想ハードディスクから起動する 512 MB の仮想マシンの作成
注記
上記の例のメモリーは、以下の計算式でバイト単位に換算します。
512MB * 1024 2 = 536870912 bytes
15.5.2. 仮想マシンの更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
name
、description
、cluster
、type
、memory
、cpu
、os
、high_availability
、display
、timezone
、domain
、stateless
、placement_policy
、memory_policy
、usb
、payloads
、origin
、および custom_properties
の各要素は作成後に更新が可能です。
例15.6 仮想マシンの搭載メモリーを 1 GB に更新
注記
上記の例のメモリーは、以下の計算式でバイト単位に換算します。
1024MB * 1024 2 = 1073741824 bytes
注記
メモリーのホットプラグは Red Hat Enterprise Virtualization 3.6 以降でサポートされます。上記の例を使用して、仮想マシンの実行中にメモリーを増加することができます。
例15.7 仮想 CPU のホットプラグ
仮想マシンを再起動する必要なしに、仮想 CPU を実行中の仮想マシンに追加します。以下の例では、ソケットの数は 2 に変更しています。
注記
CPU のホットアンプラグは現在、Red Hat Enterprise Virtualization ではサポートされていません。
例15.8 複数のホストへの仮想マシンの固定
複数のホストに固定された仮想マシンは、ライブマイグレーションできませんが、ホストに障害が発生した場合には、高可用性に設定された仮想マシンは、この仮想マシンが固定されている別のホスト上で再起動されます。たとえば、複数ホストの固定を使用すると、同じハードウェア設定が指定されたホストだけに仮想マシンを制限することができます。
15.5.3. 仮想マシンの削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
仮想マシンを削除するには
DELETE
要求を実行する必要があります。
例15.9 仮想マシンの削除
DELETE /api/vms/082c794b-771f-452f-83c9-b2b5a19c0399 HTTP/1.1 HTTP/1.1 204 No Content
DELETE /api/vms/082c794b-771f-452f-83c9-b2b5a19c0399 HTTP/1.1
HTTP/1.1 204 No Content
15.5.4. 仮想ディスクを削除せずに仮想マシンを削除する方法 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
仮想マシンを削除する前に仮想ディスクをデタッチしておきます。これにより、仮想ディスクが保持されます。仮想マシンの削除には
DELETE
要求が必要です。
例15.10 仮想マシンの削除