10.7. サブコレクション
10.7.1. ネットワークのサブコレクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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10.7.1.1. ネットワークのサブコレクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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クラスターに関連付けられるネットワークは
networks
サブコレクションで表現します。1 クラスター内のホストはすべて、これらの関連付けられたネットワークに接続します。
クラスターの
network
サブコレクションの表現は、以下の追加要素を除いては、標準の network
リソースと同じです。
要素 | タイプ | 説明 | プロパティー |
---|---|---|---|
cluster id= | リレーションシップ | ネットワークがメンバーとなっているクラスターへの参照 |
![]() |
required | ブール値 | 必須または任意のネットワークステータスを定義します。 | |
display | ブール値 | 表示ネットワークステータスを定義します。後方互換性を維持するために使用されます。 | |
usages | 複合型 | ネットワークの usage 要素セットを定義します。ユーザーはこのレベルでネットワークを VM および DISPLAY ネットワークとして定義できます。 |
API ユーザーは、標準の REST メソッドを使用して
networks
サブコレクションを操作します。ネットワーク id
または name
の参照を networks
サブコレクションに POST
することにより、そのネットワークはクラスターに関連付けられます。
例10.6 クラスターへのネットワークリソースの関連付け
PUT
要求を使用してリソースを更新します。
例10.7 ディスプレイネットワークステータスの設定
PUT
要求を使用して必須または任意のネットワークステータスを設定し、required
要素のブール値 (true または false) を指定します。
例10.8 任意ネットワークステータスの設定
関連付けは、コレクション内の該当する要素に対する
DELETE
要求で削除します。
例10.9 クラスターからのネットワーク関連付けの削除
DELETE /api/clusters/99408929-82cf-4dc7-a532-9d998063fa95/networks/da05ac09-00be-45a1-b0b5-4a6a2438665f HTTP/1.1 HTTP/1.1 204 No Content
DELETE /api/clusters/99408929-82cf-4dc7-a532-9d998063fa95/networks/da05ac09-00be-45a1-b0b5-4a6a2438665f HTTP/1.1
HTTP/1.1 204 No Content
10.7.2. ストレージボリュームのサブコレクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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10.7.2.1. Red Hat Gluster Storage ボリュームのサブコレクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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Red Hat Enterprise Virtualization では、Red Hat Gluster Storage ボリュームを作成および管理できます。Red Hat Gluster Storage ボリュームは、クラスターに関連付けられ、
glustervolumes
サブコレクションで表されます。
glustervolumes
サブコレクション内の Red Hat Gluster Storage ボリュームリソースの表現は、以下の要素を使用して定義されます。
要素 | タイプ | 説明 | プロパティー |
---|---|---|---|
volume_type | 列挙型 | ボリュームタイプを定義します。ボリュームタイプのリストについては、capabilities コレクションを参照してください。 |
![]() ![]() |
bricks | リレーションシップ | Red Hat Gluster Storage ブリックのサブコレクションです。新規ボリュームを作成する場合は、このクラスターで作成および管理するために brick 要素のセットが要求で必要です。Red Hat Gluster Storage サーバーの server_id およびブリックディレクトリーの brick_dir 要素が必要となります。 |
![]() ![]() |
transport_types | 複合型 | ボリューム transport_type 要素のセットを定義します。利用可能なトランスポートタイプのリストについては、capabilities コレクションを参照してください。 |
![]() |
replica_count | 整数 | 複製ボリュームのファイルレプリケーション数を定義します。 |
![]() |
stripe_count | 整数 | ストライプボリュームのストライプ数を定義します。 |
![]() |
options | 複合型 | 追加の Red Hat Gluster Storage option 要素のセットです。各 option には、オプションの name と value が含まれます。 |
![]() |
例10.10 Red Hat Gluster Storage ボリュームの XML 表現
POST
要求で必要な name
、volume_type
、および bricks
をサブコレクションに送信して Red Hat Gluster Storage ボリュームを作成します。
例10.11 Red Hat Gluster Storage ボリュームの作成
DELETE
要求を使用して Red Hat Gluster Storage ボリュームを削除します。
例10.12 Red Hat Gluster Storage ボリュームの削除
DELETE /api/clusters/99408929-82cf-4dc7-a532-9d998063fa95/glustervolumes/e199f877-900a-4e30-8114-8e3177f47651 HTTP/1.1 HTTP/1.1 204 No Content
DELETE /api/clusters/99408929-82cf-4dc7-a532-9d998063fa95/glustervolumes/e199f877-900a-4e30-8114-8e3177f47651 HTTP/1.1
HTTP/1.1 204 No Content
重要
glustervolumes
サブコレクション内のリソースは更新できません。
10.7.2.2. ブリックサブコレクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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glustervolumes
サブコレクションには、独自の bricks
サブコレクションが格納されおり、Red Hat Gluster Storage ボリューム内の個々のブリックを定義します。GET
要求に関する追加の情報は、All-Content: true
ヘッダーを使用して取得することができます。
ボリュームの
bricks
サブコレクションの表現は、以下の要素を使用して定義されます。
要素 | タイプ | 説明 | プロパティー |
---|---|---|---|
server_id | 文字列 | Red Hat Gluster Storage サーバーへの参照 |
![]() ![]() |
brick_dir | 文字列 | Red Hat Gluster Storage サーバーのブリックディレクトリーを定義します。 |
![]() ![]() |
replica_count | 整数 | ボリューム内のブリックのファイルレプリケーション数を定義します。 |
![]() |
stripe_count | 整数 | ボリューム内のブリックのストライプ数を定義します。 |
![]() |
POST
要求で必要な server_id
および brick_dir
をサブコレクションに対して送信して新規ブリックを作成します。
例10.13 ブリックの追加
DELETE
要求でブリックを削除します。
例10.14 ブリックの削除
DELETE /api/clusters/99408929-82cf-4dc7-a532-9d998063fa95/glustervolumes/e199f877-900a-4e30-8114-8e3177f47651/bricks/0a473ebe-01d2-444d-8f58-f565a436b8eb HTTP/1.1 HTTP/1.1 204 No Content
DELETE /api/clusters/99408929-82cf-4dc7-a532-9d998063fa95/glustervolumes/e199f877-900a-4e30-8114-8e3177f47651/bricks/0a473ebe-01d2-444d-8f58-f565a436b8eb HTTP/1.1
HTTP/1.1 204 No Content
重要
bricks
サブコレクション内のリソースは更新できません。
10.7.2.3. アクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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10.7.2.3.1. start アクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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start
アクションは、Gluster ボリュームを使用できる状態にします。
例10.15 ボリュームの起動
オプションの
force
ブール値要素を使用して、稼働しているボリュームに対して操作を強制的に実行します。これは、稼働しているボリュームで無効なブリックプロセスを開始する場合に役に立ちます。
10.7.2.3.2. stop アクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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stop
アクションは Gluster ボリュームを非アクティブ化します。
例10.16 ボリュームの停止
stop アクションを強制するには、オプションの
force
ブール要素を使用します。
10.7.2.3.3. setOption アクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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setOption
アクションは、ボリュームのオプションを設定します。
例10.17 オプションの設定
10.7.2.3.4. resetOption アクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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resetOption
アクションは、ボリュームのオプションをリセットします。
例10.18 オプションのリセット
10.7.2.3.5. resetAllOptions アクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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resetAllOptions
アクションは、ボリュームの全オプションをリセットします。
例10.19 全オプションのリセット
10.7.3. アフィニティーグループのサブコレクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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10.7.3.1. アフィニティーグループのサブコレクション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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affinitygroups
サブコレクション内の仮想マシンアフィニティーグループリソースの表現は、以下の要素を使用して定義されます。
要素 | タイプ | 説明 | プロパティー |
---|---|---|---|
name | 文字列 | プレーンテキスト形式の人間が判読できるアフィニティーグループ名 |
![]() |
cluster | リレーションシップ | アフィニティーグループの適用先のクラスターへの参照 | |
positive | ブール値: true または false | アフィニティーグループがアフィニティーグループに所属する仮想マシンに対して、ポジティブ、ネガティブいずれのアフィニティーを適用するか指定します。 | |
enforcing | ブール値: true または false | アフィニティーグループにおけるアフィニティーの強制で、アフィニティーグループに所属する仮想マシンに適用する際にハードまたはソフトのいずれを使用するかを指定します。 |
例10.20 仮想マシンのアフィニティーグループの XML 表現
必要な
name
属性を指定して POST
要求を使用して仮想マシンのアフィニティーグループを作成します。
例10.21 仮想マシンのアフィニティーグループの作成
DELETE
要求で仮想マシンのアフィニティーグループを削除します。
例10.22 仮想マシンのアフィニティーグループの削除
DELETE https://XX.XX.XX.XX/api/clusters/00000000-0000-0000-0000-000000000000/affinitygroups/00000000-0000-0000-0000-000000000000 HTTP/1.1 HTTP/1.1 204 No Content
DELETE https://XX.XX.XX.XX/api/clusters/00000000-0000-0000-0000-000000000000/affinitygroups/00000000-0000-0000-0000-000000000000 HTTP/1.1
HTTP/1.1 204 No Content