12.4. メソッド


12.4.1. ストレージドメインの作成

新規のストレージドメインの作成には nametypehoststorage の各要素が必要です。host 要素は id 属性または name 要素で特定します。
Red Hat Enterprise Virtualization 3.6 以降では、ストレージドメインの削除後にワイプのオプションをデフォルトで有効にすることができます。この設定は、POST 要求で <wipe_after_delete> を指定します。このオプションは、ドメインの作成後に編集することが可能ですが、その場合にはすでに存在していたディスクの「削除後にワイプ」プロパティーは変更されません。

例12.3 ストレージドメインの作成

POST /api/storagedomains HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
    
<storage_domain>
    <name>data1</name>
    <type>data</type>
    <host id="2ab5e1da-b726-4274-bbf7-0a42b16a0fc3"/>
    <storage>
        <type>nfs</type>
        <address>172.31.0.6</address>
        <path>/exports/RHEVX/images/0</path>
    </storage>
</storage_domain>
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作成後には、API ユーザーがそのストレージドメインをデータセンターにアタッチします。

12.4.2. ストレージドメインの更新

name および wipe after delete 要素だけが作成後に更新可能です。wipe after delete 要素を変更しても、すでに存在していたディスクの「削除後にワイプ」プロパティーは変更されません。

例12.4 ストレージドメインの更新

PUT /api/storagedomains HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
    
<storage_domain>
    <name>data2</name>
    ...
    <wipe_after_delete>true</wipe_after_delete>
    ...
</storage_domain>
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12.4.3. ストレージドメインの削除

ストレージドメインを削除するには DELETE 要求を実行する必要があります。

例12.5 ストレージドメインの削除

DELETE /api/storagedomains/fabe0451-701f-4235-8f7e-e20e458819ed HTTP/1.1

HTTP/1.1 204 No Content
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