3.9. 仮想 LAN (VLAN)


VLAN (仮想 LAN) とは、ネットワークパケットに適用できる属性です。ネットワークパケットは、番号が付いた VLAN にタグ付けすることができます。VLAN は、スイッチレベルでネットワークトラフィックを完全に分離するのに使用するセキュリティー機能です。VLAN は完全に切り離されており、相互排他的です。Red Hat Virtualization Manager は VLAN に対応しており、VLAN トラフィックをタグ付けしてリダイレクトすることができます。ただし、VLAN の実装には VLAN をサポートするスイッチが必要となります。

スイッチレベルで、ポートに VLAN 指定が割り当てられます。スイッチは、特定のポートを起点とするトラフィックに VLAN タグを付けてそのトラフィックを VLAN の一部としてマークし、応答にも同じ VLAN タグが付けられるようにします。VLAN は複数のスイッチ全体に拡張することができます。スイッチ上の VLAN タグ付きネットワークトラフィックは、適正な VLAN に指定されたポートに接続されたマシン以外には完全に検出不可能です。任意のポートに複数の VLAN タグを付けることが可能です。これにより、複数の VLAN からのトラフィックを単一のポートに送信し、トラフィックを受信するマシン上でソフトウェアを使用して解読することができるようになります。

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