4.9. ePowerSwitch
ePowerSwitch のフェンスエージェント
fence_eps
で使用するフェンスデバイスのパラメータを 表4.10「ePowerSwitch」 に示します。
luci フィールド | cluster.conf 属性 | 説明 |
---|---|---|
Name | name | クラスターに接続している ePowerSwitch デバイスの名前 |
IP Address or Hostname | ipaddr | デバイスに割り当てている IP アドレスまたはホスト名 |
Login | login | デバイスへのアクセスに使用するログイン名 |
Password | passwd | デバイスへの接続を認証する際に使用するパスワード |
Password Script (optional) | passwd_script | フェンスデバイスへのアクセス用パスワードを与えるスクリプト (これを使用するとスクリプトの方が | パラメータより優先される)
Name of Hidden Page | hidden_page | デバイス用の非表示ページの名前 |
Times to Retry Power On Operation | retry_on | 電源オンの動作を再試行する回数、デフォルト値は 1 です |
Port (Outlet) Number | port | 物理的なプラグ番号または仮想マシン名 |
Delay (optional) | delay | フェンシング開始までに待機させる秒数、デフォルト値は 0 です |
ePowerSwitch のフェンスデバイスを追加する際に使用する設定画面を図4.9「ePowerSwitch」 に示します。
図4.9 ePowerSwitch
ePowerSwitch デバイス用のフェンスデバイスインスタンスを作成するコマンドです。
ccs -f cluster.conf --addfencedev epstest1 agent=fence_eps ipaddr=192.168.0.1 login=root passwd=password123 \ hidden_page=hidden.htm
cluster.conf
ファイル内の fence_eps
デバイス用のエントリーを以下に示します。
<fencedevices> <fencedevice agent="fence_eps" hidden_page="hidden.htm" ipaddr="192.168.0.1" login="root" name="epstest1" \ passwd="password123"/> </fencedevices>