20.2. ジョブテンプレートへの実行環境の追加


前提条件

  • Automation Controller を使用して実行環境を作成する前に、Build an execution environment で説明されているように、実行環境を構築する必要があります。

    構築したら、リポジトリー (quay など) に実行環境をプッシュする必要があります。その後、Automation Controller を使用して UI で実行環境を作成するときに、そのリポジトリーを指定して、Ansible Automation Platform でジョブテンプレートなどで使用できるようにする必要があります。

  • 実行環境がグローバルに使用できるように指定されているか、組織に関連付けられているかに応じて、ジョブで実行環境を使用するための適切なレベルの管理者権限を持っている。組織に関連付けられた実行環境では、組織管理者がそれらの実行環境でジョブを実行できる必要があります。
  • 認証情報が割り当てられた実行環境を使用するジョブまたはジョブテンプレートを実行する前に、認証情報にユーザー名、ホスト、およびパスワードが含まれていることを確認してください。

手順

  1. ナビゲーションパネルから、Automation Execution Infrastructure Execution Environments を選択します。
  2. Create execution environment をクリックして、実行環境を追加します。
  3. 以下のフィールドに該当する詳細を入力します。

    • Name (必須): 実行環境の名前を入力します。
    • Image (必須): イメージ名を入力します。イメージ名には、完全な場所 (リポジトリー)、レジストリー、イメージ名、および quay.io/ansible/awx-ee:latestrepo/project/image-name:tag のサンプル形式のバージョンタグが必要です。
    • オプション: Pull: ジョブを実行するときのプルのタイプを選択します。

      • Always pull container before running: コンテナーの最新のイメージファイルをプルします。
      • Only pull the image if not present before running: 何も指定されていない場合のみ、最新のイメージをプルします。
      • Never pull container before running: コンテナーイメージの最新バージョンをプルしません。

        注記

        プルのタイプを設定しなかった場合、値はデフォルトで Only pull the image if not present before running になります。

    • オプション: 説明:
    • オプション: Organization: この実行環境を使用する組織を指定します。実行環境を複数の組織間で使用できるようにするには、このフィールドを空白のままにします。
    • Registry Credential: イメージに保護されたコンテナーレジストリーがある場合は、それにアクセスするための認証情報を指定します。
  4. Create execution environment をクリックします。

    新しく追加した実行環境をジョブテンプレートで使用する準備ができました。

  5. ジョブテンプレートに実行環境を追加するには、ジョブテンプレートの Execution Environment フィールドで実行環境を指定します。

実行環境をジョブテンプレートに追加すると、それらのテンプレートは実行環境の Templates タブにリストされます。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat