8.3. ダンプ
ceph daemon .. perf dump
コマンドは、現在の値を出力し、各サブシステムのコレクション名でメトリックをグループ化します。
現在のメトリクスデータを表示するには、以下を実行します。
# ceph daemon {daemon_name} perf dump
デーモンを実行するノードから ceph daemon
コマンドを実行する必要があります。
Monitor ノードから ceph daemon .. perf dump
コマンドを実行するには、以下のコマンドを実行します。
# ceph daemon mon.`hostname -s` perf dump
例
{ "cluster": { "num_mon": 1, "num_mon_quorum": 1, "num_osd": 2, "num_osd_up": 2, "num_osd_in": 2, ...
利用可能な Monitor メトリックの簡単な説明を表示するには、以下の表を参照してください。
OSD ノードから ceph daemon .. perf dump
コマンドを実行するには、以下のコマンドを実行します。
# ceph daemon osd.0 perf dump
例
... "filestore": { "journal_queue_max_ops": 300, "journal_queue_ops": 0, "journal_ops": 992, "journal_queue_max_bytes": 33554432, "journal_queue_bytes": 0, "journal_bytes": 934537, "journal_latency": { "avgcount": 992, "sum": 254.975925772 }, ...
8.3.1. 平均数と合計
すべてのレイテンシー番号は、ビットフィールドの値は 5 です。このフィールドには、平均数と合計の浮動小数点値が含まれます。avgcount
は、この範囲内の操作数で、sum
はレイテンシーの合計 (秒単位) です。sum
を avgcount
で除算すると、操作ごとのレイテンシーを把握することができます。
利用可能な各 OSD メトリックの簡単な説明を表示するには、以下の OSD の表を参照してください。