2.5. インスタンス別の Ceph デーモンの開始、停止、および再起動


インスタンスごとに Ceph デーモンを起動、停止、または再起動するには、Ceph デーモンを実行するノードで以下の手順に従います。

前提条件

  • ノードへの root アクセスを持つ。

手順

  • Ceph Monitor ノード上で以下を行います。

    起動

    [root@mon ~]# systemctl start ceph-mon@$MONITOR_HOST_NAME

    停止

    [root@mon ~]# systemctl stop ceph-mon@$MONITOR_HOST_NAME

    再起動

    [root@mon ~]# systemctl restart ceph-mon@$MONITOR_HOST_NAME

    置き換え

    • $MONITOR_HOST_NAME は、Ceph Monitor ノードの名前に置き換えます。
  • Ceph Manager ノードで以下を実行します。

    起動

    [root@mgr ~]# systemctl start ceph-mgr@MANAGER_HOST_NAME

    停止

    [root@mgr ~]# systemctl stop ceph-mgr@MANAGER_HOST_NAME

    再起動

    [root@mgr ~]# systemctl restart ceph-mgr@MANAGER_HOST_NAME

    置き換え

    • $MANAGER_HOST_NAME は、Ceph Manager ノードの名前に置き換えます。
  • Ceph OSD ノード:

    起動

    [root@osd ~]# systemctl start ceph-osd@$OSD_NUMBER

    停止

    [root@osd ~]# systemctl stop ceph-osd@$OSD_NUMBER

    再起動

    [root@osd ~]# systemctl restart ceph-osd@$OSD_NUMBER

    置き換え

    • $OSD_NUMBER を Ceph OSD の ID 番号に置き換えます。

      たとえば、ceph osd ツリー コマンドの出力を確認すると、osd.0ID0 になります。

  • Ceph Object Gateway ノードで以下を行います。

    起動

    [root@rgw ~]# systemctl start ceph-radosgw@rgw.$OBJ_GATEWAY_HOST_NAME

    停止

    [root@rgw ~]# systemctl stop ceph-radosgw@rgw.$OBJ_GATEWAY_HOST_NAME

    再起動

    [root@rgw ~]# systemctl restart ceph-radosgw@rgw.$OBJ_GATEWAY_HOST_NAME

    置き換え

    • $OBJ_GATEWAY_HOST_NAME は、Ceph Object Gateway ノードの名前に置き換えます。
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