3.2.3.2. ピアリング
Ceph が配置グループをピアリングする場合、Ceph は配置グループのレプリカを保存する OSD を配置グループ内のオブジェクトおよびメタデータの 状態について合意 に持ち込みます。Ceph がピアリングを完了すると、配置グループを格納する OSD が配置グループの現在の状態について合意することを意味します。ただし、ピアリングプロセスを完了しても、各レプリカに最新のコンテンツがある わけではありません。
権威の履歴
Ceph は、動作セットのすべての OSD が書き込み操作を持続させるまで、クライアントへの書き込み操作を 承認しません。これにより、有効なセットの少なくとも 1 つメンバーが、最後に成功したピア操作以降の確認済みの書き込み操作がすべて記録されるようになります。
確認された各書き込み操作の正確な記録により、Ceph は配置グループの新しい権限履歴を構築および配布することができます。これは、実行された場合に OSD の配置グループのコピーを最新の状態にする、完全な順序付けされた操作のセットです。