A.9. ブロックデバイスの入出力オプション
Red Hat Ceph Storage の一般的な入出力オプション。
rbd_compression_hint
- 説明
-
書き込み操作時に OSD に送信するヒント。
compressible
に設定し、OSDbluestore_compression_mode
設定がpassive
の場合に、OSD はデータの圧縮を試行します。incompressible
に設定されており、OSD のbluestore_compression_mode
設定がaggressive
の場合には、OSD はデータの圧縮を試行しません。 - 型
- Enum
- 必須
- いいえ
- デフォルト
-
none
- 値
-
none
、compressible
、incompressible
rbd_read_from_replica_policy
- 説明
読み取り操作を受け取る OSD を決定するポリシー。
default
に設定されている場合には、各 PG のプライマリー OSD は常に読み取り操作に使用されます。balance
に設定されている場合には、読み取り操作はレプリカセット内で無作為に選択された OSD に送信されます。localize
に設定されている場合には、読み取り操作は CRUSH マップによって決定され、crush_location
設定オプションで最も近い OSD に送信されます。ここで、crush_location
はkey=value
を表記されます。key
は CRUSH マップキーと連携します。注記この機能により、ストレージクラスターは、Red Hat Ceph Storage の最新バージョンと最小互換のある OSD リリースで設定する必要があります。
- 型
- Enum
- 必須
- いいえ
- デフォルト
-
default
- 値
-
default
、balance
、localize