2.21. 永続的な書き込みログキャッシュの破棄
キャッシュのデータの有効期限が切れている場合など、永続的な書き込みログ (PWL) キャッシュを手動で破棄する必要がある場合があります。rbd image-cache invalidate
コマンドを使用すると、イメージのキャッシュファイルを破棄することができます。このコマンドは、指定されたイメージのキャッシュメタデータを削除し、キャッシュ機能を無効にし、ローカルキャッシュファイルが存在する場合は削除します。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- monitor ノードへのルートレベルのアクセス。
- PWL キャッシュが有効である。
手順
PWL キャッシュを破棄します。
構文
rbd persistent-cache invalidate POOL_NAME/IMAGE_NAME
例
[ceph: root@host01 /]# rbd persistent-cache invalidate pool1/image1