第11章 修正された問題


このバージョンでは、重大な影響を与える以下の問題とその他の問題が修正されています。

11.1. インストーラーおよびイメージの作成

VDO 論理ボリュームが存在する場合にインストールが失敗しなくなりました

この更新前は、ユーザーが dm_vdo カーネルモジュールのないシステムで既存の Logical Volume Manager Virtual Data Optimizer (LVM VDO) ボリュームを削除しようとすると、RHEL のインストールが失敗していました。この更新により、VDO がサポートされていないシステムで LVM VDO ボリュームを削除しても、インストールが成功するようになりました。

Jira:RHEL-84685[1]

インストールプログラムが強化され、s390x 上でコンテナーベースのデプロイが可能になりました

RHEL インストールプログラムが、ostreecontainer キックスタートコマンドを使用して、s390x アーキテクチャー上でイメージモードのブート可能なコンテナーをデプロイできるようになりました。この機能拡張により、以前の制限が解消され、サポートされているアーキテクチャー間で一貫したデプロイ方法が確保されます。ユーザーは、コンテナーベースのワークフローを使用して、s390x システムへのインストールを自動化できるようになりました。

Jira:RHEL-88558

インストールプログラムが BOOTIF ブート引数を適用するようになりました

以前は、RHEL インストールプログラムは BOOTIF=<MAC> ブート引数を無視し、使用可能なすべてのネットワークインターフェイスをアクティブ化していました。この修正により、インストールプログラムは BOOTIF 引数を適切に処理し、インストールプロセス中に指定されたネットワークデバイスだけをアクティブ化するようになりました。

Jira:RHEL-69400[1]

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat