11.9. ファイルシステムおよびストレージ
パスがオフライン状態のデバイスを multipathd が監視できるようになりました
この更新前は、一部のデバイスへのパスがオフライン状態のときにユーザーがマルチパスデバイスを作成すると、multipathd デーモンがデバイスまたはそのパスを監視しませんでした。その結果、パスが機能しなくなると、再び使用可能になってもパスは復元しませんでした。この更新により、multipathd デーモンがマルチパスデバイスとそのオフラインパスを監視するようになりました。また、multipathd は、マルチパスデバイスがオンラインになると、そのパスをマルチパスデバイスに追加します。
Jira:RHEL-82535[1]
RHEL インストールプログラムが破損した LVM シンボリュームを削除します
以前は、破損した LVM シンボリュームが存在するとストレージ設定エラーが発生し、インストールプロセスがブロックされていました。この修正により、RHEL インストールプログラムが破損したシンボリュームを検出して削除するようになりました。その結果、ユーザーがインストールプロセスに手動で介入する必要がなくなります。