7.10. コンテナー
zstd:chunked の部分プルがテクノロジープレビューとして利用可能になる
zstd:chunked 形式で圧縮されたコンテナーイメージの変更された部分のみをプルできるため、ネットワークトラフィックと必要なストレージが削減されます。/etc/containers/storage.conf ファイルに enable_partial_images = "true" 設定を追加することで、部分的なプルを有効にすることができます。この機能はテクノロジープレビューとして利用できます。
podman artifact コマンドがテクノロジープレビューとして利用可能になる
コマンドラインレベルで OCI アーティファクトを使用するために使用できる podman artifact コマンドが、テクノロジープレビューとして利用できます。さらに詳しい情報については、man ページを参照してください。
podman network create の vrf オプションがテクノロジープレビューとして利用可能になる
podman network create コマンドは、テクノロジープレビューとして、--opt オプションの vrf 値を提供するようになりました。vrf 値は、ブリッジインターフェイスに Virtual Routing and Forwarding (VRF) インスタンスを割り当てます。VRF の名前を受け入れ、デフォルトは none になります。
このオプションは、Netavark ネットワークバックエンドでのみ使用できます。
Podman と Docker API の互換性がテクノロジープレビューとして利用可能になりました
Podman は、テクノロジープレビューとして次の Docker API バージョンをサポートしています。
- Docker API 1.41
- Docker API 1.43