11.3. ソフトウェア管理
DNF Automatic が、EPEL リポジトリーが有効な場合に正しい RHEL マイナーバージョンを使用するようになりました
この更新前は、Extra Packages for Enterprise Linux (EPEL) リポジトリーを有効にした状態で DNF Automatic ツールを使用すると、ツールによって EPEL の metalink URL が間違ったアドレスに展開されていました。このため、ツールは最後にリリースされたマイナーバージョンではなく、まだ開発中の RHEL 10 のマイナーバージョンのパッケージをダウンロードしていました。この更新により、dnf.cli.cli.Cli._read_conf_file() メソッドでの releasever_major および releasever_minor 変数の更新が修正されました。その結果、DNF Automatic がマイナーリリース番号を正しく検出し、RHEL メジャーおよびマイナーリリースバージョンに一致する EPEL リポジトリーをダウンロードするようになりました。