11.5. インフラストラクチャーサービス
chronyc reload sources コマンドが、ホスト名で指定されたソースを正しく処理できるようになりました
以前は、chronyd の chronyc reload sources コマンドが、chrony.conf ファイルで指定された sourcedir ディレクトリーからソースを誤って再ロードしていました。この動作は、1 つのホスト名が複数の IP アドレスに解決される場合に chronyd が重複したソースを登録する原因となっていました。その結果、ソースの数が予期せず増加していました。
この更新により、chronyc reload sources コマンドがホスト名で指定されたソースを正しく処理するようになりました。その結果、ソースを再ロードしても、使用されるソースの数が変わらなくなりました。