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6.2. Web コンソールで NFS マウントの管理

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Web コンソールを使用すると、ネットワークファイルシステム (NFS) プロトコルを使用して、リモートディレクトリーをマウントできます。

NFS を使用すると、ネットワークに置かれたリモートディレクトリーに到達してマウントし、ディレクトリーが物理ドライブに置かれているかのようにファイルを操作できます。

前提条件

  • NFS サーバー名または IP アドレス
  • リモートサーバーのディレクトリーのパス

6.2.1. Web コンソールで NFS マウントの接続

次の手順では、NFS を使用してファイルシステムにリモートディレクトリーを接続する方法を説明します。

前提条件
  • NFS サーバー名または IP アドレス
  • リモートサーバーのディレクトリーのパス
手順
  1. Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. ストレージ をクリックします。
  3. NFS マウント セクションで + をクリックします。

    cockpit nfs plus

  4. NFS の新規マウント ダイアログボックスに、リモートサーバーのサーバー名または IP アドレスを入力します。
  5. サーバーのパス フィールドに、マウントするディレクトリーのパスを入力します。
  6. ローカルマウントポイント フィールドに、ローカルシステムでディレクトリーを検索するパスを入力します。
  7. 起動時にマウント を選択します。ローカルシステムを再起動すると、ディレクトリーに到達可能になります。
  8. コンテンツを変更しない場合は、必要に応じて、読み取り専用でマウント を選択します。

    cockpit new nfs mount

  9. 追加 をクリックします。

この時点で、マウントしたディレクトリーを開いて、コンテンツにアクセスできることを確認できます。

cockpit nfs mounted

接続をトラブルシューティングするには、カスタムのマウントオプション で調整できます。

6.2.2. Web コンソールで NFS マウントオプションのカスタマイズ

次のセクションでは、既存の NFS マウントを編集し、カスタムのマウントオプションを追加する場所を説明します。

カスタムのマウントオプションは、タイムアウトの制限を変更したり、認証を設定するなどの NFS マウントの接続をトラブルシュートしてパラメーターを変更するのに役に立ちます。

前提条件
  • NFS マウントが追加されている。
手順
  1. Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. ストレージ をクリックします。
  3. 調整する NFS マウントをクリックします。
  4. リモートディレクトリーをマウントしている場合は、アンマウント をクリックします。

    カスタムのマウントオプションの設定時には、ディレクトリーをマウントできません。それ以外の場合は、Web コンソールが設定を保存しないため、エラーが発生します。

    cockpit nfs unmount

  5. 編集 をクリックします。

    cockpit nfs edit

  6. NFS マウント ダイアログボックスで、カスタムのマウントオプション を選択します。
  7. マウントオプションを、コンマで区切って入力します。以下に例を示します。

    • nfsvers=4 - NFS プロトコルのバージョン番号
    • soft - NFS 要求のタイムアウト後に復元する種類
    • sec=krb5 - NFS サーバーのファイルが、Kerberos 認証により保護されます。NFS のクライアントとサーバーの両方で Kerberos 認証に対応する必要があります。

    cockpit nfs custom option

    NFS マウントオプションの一覧は、コマンドラインで man nfs を実行します。

  8. 適用 をクリックします。
  9. マウント をクリックします。

マウントしたディレクトリーを開き、コンテンツがアクセスできることを確認できます。

cockpit nfs mounted

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