9.8. Web コンソールで仮想マシンのディスクの管理
Web コンソールを使用して、Web コンソールが接続している仮想マシンに設定されたディスクを管理できます。
以下を行うことができます。
9.8.1. Web コンソールで仮想マシンのディスク情報の表示
ここでは、Web コンソールセッションが接続する仮想マシンのディスク状況を表示する方法を説明します。
前提条件
Web コンソールの仮想マシンプラグインをインストール し、Web コンソールで仮想マシンが管理できるようにしてある。
手順
選択した仮想マシンに関する情報を表示します。
-
情報を表示する仮想マシンの名前がある行をクリックします。
行が展開し、概要ペインが表示されます。このペインには選択した仮想マシンの基本情報が記載され、仮想マシンのシャットダウンおよび削除を制御できます。 -
ディスクペインが表示され、仮想マシンに割り当てられたディスクに関する情報が表示されます。 をクリックします。
この情報には以下が含まれます。
- デバイス - ディスクのデバイスの種類
- ターゲット - ディスクのコントローラーの種類
- 使用中 - 使用中のディスク容量
- 容量 - ディスクのサイズ
- バス - ディスクのバスの種類
- 読み取り専用 - ディスクが読み取り専用であるかどうか
- ソース - ディスクデバイスまたはファイル
関連情報
- Web コンソールセッションが接続しているすべての仮想マシンに関する情報を表示する場合は、「Web コンソールで仮想化の概要を表示」 を参照してください。
- Web コンソールセッションが接続しているストレージプールの情報を表示する場合は、「Web コンソールでストレージプール情報の表示」 を参照してください。
- Web コンソールセッションの接続先に選択した仮想マシンの基本情報を表示する場合は、「Web コンソールで仮想マシン基本情報の表示」 を参照してください。
- Web コンソールセッションの接続先に選択した仮想マシンのリソース使用状況を表示する場合は、「Web コンソールで仮想マシンのリソース使用状況の表示」 を参照してください。
- Web コンソールセッションの接続先に選択した仮想マシンの、仮想ネットワークインターフェイスカードの情報を表示する場合は、「Web コンソールで仮想 NIC 情報の表示」 の情報を参照してください。
9.8.2. Web コンソールで新しいディスクを仮想マシンに追加
新しいディスクを仮想マシンに追加するには、Web コンソールを使用して、新しいディスク (ストレージプール) を作成し、仮想マシンに割り当てます。
Web コンソールを使用して仮想マシンに新しいディスクを作成する場合は、ディレクトリータイプのストレージプールのみを使用できます。
前提条件
Web コンソールの仮想マシンプラグインをインストール し、Web コンソールで仮想マシンが管理できるようにしてある。
手順
-
新しいディスクを作成して割り当てる仮想マシンの名前がある行をクリックします。
行が展開し、概要ペインが表示されます。このペインには選択した仮想マシンの基本情報が記載され、仮想マシンのシャットダウンおよび削除を制御できます。
ディスクペインが表示され、仮想マシンに設定されたディスクに関する情報が表示されます。
ディスクの追加ダイアログが表示されます。
- 新規作成 オプションボタンが選択されていることを確認します。
新しいディスクを設定します。
- プール - 仮想ディスクの作成元であるストレージプールを選択します。
- ターゲット - 作成する仮想ディスクのターゲットを選択します。
- 名前 - 作成する仮想ディスクの名前を入力します。
- サイズ - 作成する仮想ディスクのサイズを入力し、単位 (MiB または GiB) を選択します。
- フォーマット - 作成する仮想ディスクの形式を選択します。qcow2 および raw に対応しています。
永続化 - 仮想ディスクが永続化されるかどうか。チェックマークを入れると仮想ディスクは永続化されます。チェックマークを入れないと仮想ディスクは永続化されません。
注記一時的なデバイスは、稼働中の仮想マシンにのみ追加できます。
仮想ディスクが作成され、仮想マシンに接続します。
関連情報
- Web コンソールセッションの接続先に選択した仮想マシンのディスク情報を表示する場合は、「Web コンソールで仮想マシンのディスク情報の表示」 を参照してください。
- 仮想マシンに既存のディスクを割り当てる場合は、「Web コンソールで既存ディスクを仮想マシンに割り当て」 を参照してください。
- 仮想マシンからディスクの割り当てを解除する場合は、「仮想マシンへのディスクの割り当てを解除」 を参照してください。
9.8.3. Web コンソールで既存ディスクを仮想マシンに割り当て
ここでは、Web コンソールを使用して既存のディスクを仮想マシンに割り当てる方法を説明します。
Web コンソールでは、仮想マシンに割り当てられるのは、ディレクトリータイプのストレージプールのみとなります。
前提条件
Web コンソールの仮想マシンプラグインをインストール し、Web コンソールで仮想マシンが管理できるようにしてある。
手順
-
既存のディスクを割り当てる仮想マシンの名前がある行をクリックします。
行が展開し、概要ペインが表示されます。このペインには選択した仮想マシンの基本情報が記載され、仮想マシンのシャットダウンおよび削除を制御できます。
ディスクペインが表示され、仮想マシンに設定されたディスクに関する情報が表示されます。
-
ディスクの追加ダイアログが表示されます。 をクリックします。 -
既存の使用 オプションボタンをクリックします。
ディスクの追加ダイアログに、適切な設定フィールドが表示されます。 仮想マシンのディスクを設定します。
- プール - 仮想ディスクを割り当てるストレージプールを選択します。
- ターゲット - 割り当てる仮想ディスクのターゲットを選択します。
- ボリューム - 割り当てるストレージボリュームを選択します。
- 永続化 - 仮想ディスクを永続的にする場合はチェックマークを入れます。仮想ディスクを一時的にする場合はチェックマークを外します。
選択した仮想ディスクが仮想マシンに割り当てられます。
関連情報
- Web コンソールセッションの接続先に選択した仮想マシンのディスク情報を表示する場合は、「Web コンソールで仮想マシンのディスク情報の表示」 を参照してください。
- 新しいディスクを作成し、仮想マシンに割り当てる場合は、「Web コンソールで新しいディスクを仮想マシンに追加」 を参照してください。
- 仮想マシンからディスクの割り当てを解除する場合は、「仮想マシンへのディスクの割り当てを解除」 を参照してください。
9.8.4. 仮想マシンへのディスクの割り当てを解除
ここでは、Web コンソールを使用して、仮想マシンへのディスクの割り当てを解除する方法を説明します。
前提条件
Web コンソールの仮想マシンプラグインをインストール し、Web コンソールで仮想マシンが管理できるようにしてある。
手順
-
既存ディスクの割り当てを解除する仮想マシンの名前がある行をクリックします。
行が展開し、概要ペインが表示されます。このペインには選択した仮想マシンの基本情報が記載され、仮想マシンのシャットダウンおよび削除を制御できます。
ディスクペインが表示され、仮想マシンに設定されたディスクに関する情報が表示されます。
仮想マシンへの割り当てを解除するディスクの横にある ディスクの割り当て解除アイコンをクリックします。
仮想マシンから仮想ディスクがデタッチされます。
仮想マシンへのディスクの割り当てを解除する前に確認は行われません。
関連情報
- Web コンソールセッションの接続先に選択した仮想マシンのディスク情報を表示する場合は、「Web コンソールで仮想マシンのディスク情報の表示」 を参照してください。
- 新しいディスクを作成し、仮想マシンに割り当てる場合は、「Web コンソールで新しいディスクを仮想マシンに追加」 を参照してください。
- 仮想マシンに既存のディスクを割り当てる場合は、「Web コンソールで既存ディスクを仮想マシンに割り当て」 を参照してください。