1.2. RHEL Web コンソールの概要
RHEL Web コンソールは、ローカルシステムやネットワーク環境にある Linux サーバーを管理および監視するために設計された Red Hat Enterprise Linux 7 の Web ベースのインターフェイスです。
RHEL Web コンソールは、以下を含むさまざまな管理タスクを可能にします。
- サービスの管理
- ユーザーアカウントの管理
- システムサービスの管理および監視
- ネットワークインターフェイスおよびファイアウォールの設定
- システムログの確認
- 仮想マシンの管理
- 診断レポートの作成
- カーネルダンプ設定の設定
- SELinux の設定
- ソフトウェアの更新
- システムサブスクリプションの管理
RHEL Web コンソールは、ターミナルと同じシステム API を使用します。ターミナルで実行した操作は、即座に RHEL Web コンソールに反映されます。
ネットワーク環境のシステムのログや、パフォーマンスをグラフで監視できます。さらに、Web コンソールで設定を直接変更したり、ターミナルから設定を変更できます。