4.10. 高可用性およびクラスター
新しい enable-authfile
ブース設定オプション
クラスター設定でブースチケットマネージャーを使用するブース設定を作成する場合、pcs booth setup
コマンドにより、新しい enable-authfile
ブース設定オプションがデフォルトで有効になるようになりました。pcs booth enable-authfile
コマンドを使用して、既存のクラスターでこのオプションを有効にできます。さらに、pcs status
および pcs booth status
コマンドは、enable-authfile
の設定ミスの可能性を検出したときに警告を表示するようになりました。
pcs
はリソースおよび stonith エージェントの validate-all
アクションを実行できるようになりました。
リソースまたは STONITH デバイスを作成または更新するときに、--agent-validation
オプションを指定できるようになりました。このオプションを使用すると、pcs
は、エージェントのメタデータに基づいて pcs
によって実行される検証に加えて、エージェントの validate-all
アクション (利用可能な場合) を使用します。