18.9. storage RHEL システムロールを使用して既存の Ext4 または Ext3 ファイルシステムのサイズを変更する Ansible Playbook の例
本セクションでは、Ansible Playbook の例を紹介します。この Playbook は、storage
ロールを適用して、ブロックデバイスにある既存の Ext4 または Ext3 ファイルシステムのサイズを変更します。
例18.7 ディスクに単一ボリュームを設定する Playbook
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- name: Create a disk device mounted on /opt/barefs
- hosts: all
vars:
storage_volumes:
- name: barefs
type: disk
disks:
- /dev/sdb
size: 12 GiB
fs_type: ext4
mount_point: /opt/barefs
roles:
- rhel-system-roles.storage
-
直前の例のボリュームがすでに存在する場合に、ボリュームサイズを変更するには、異なるパラメーター
size
の値で、同じ Playbook を実行する必要があります。以下に例を示します。
例18.8 /dev/sdb
で ext4
のサイズを変更する Playbook
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- name: Create a disk device mounted on /opt/barefs
- hosts: all
vars:
storage_volumes:
- name: barefs
type: disk
disks:
- /dev/sdb
size: 10 GiB
fs_type: ext4
mount_point: /opt/barefs
roles:
- rhel-system-roles.storage
- 現在、ボリューム名 (この例では barefs) は任意です。Storage ロールは、disks: 属性に一覧表示されているディスクデバイスでボリュームを特定します。
注記
他のファイルシステムで Resizing
アクションを使用すると、作業しているデバイスのデータを破棄する可能性があります。
関連情報
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/usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md
ファイル。