8.3. コマンドラインでのログの表示
Journal は、ログファイルの表示および管理に役立つ systemd のコンポーネントです。従来のロギングに関連する問題に対応し、残りのシステムと密接に統合され、ログファイルのさまざまなロギングテクノロジーおよびアクセス管理をサポートします。
journalctl
コマンドを使用すると、以下のようにコマンドラインを使用してシステムジャーナルのメッセージを表示できます。
$ journalctl -b | grep kvm
May 15 11:31:41 localhost.localdomain kernel: kvm-clock: Using msrs 4b564d01 and 4b564d00
May 15 11:31:41 localhost.localdomain kernel: kvm-clock: cpu 0, msr 76401001, primary cpu clock
...
コマンド | 説明 |
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| 収集されたジャーナルエントリーをすべて表示します。 |
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特定のファイルに関連するログを表示します。たとえば、 |
| 現在のブートのログを表示します。 |
| 現在のブートのカーネルログを表示します。 |
コマンド | 設定 |
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ログをフィルターして、 |
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一致を組み合わせます。たとえば、このコマンドは、 |
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プラス記号 (+) セパレーターは、論理 OR で 2 つの式を組み合わせます。たとえば、このコマンドは |
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このコマンドは、同じフィールドを参照し、いずれかの式に一致するエントリーをすべて表示します。このコマンドは、systemd-unit |
コマンド | 説明 |
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| ブート番号、その ID、およびブートに関する最初のメッセージと最後のメッセージのタイムスタンプの表形式リストが表示されます。以下のコマンドの ID を使用して詳細情報を表示できます。 |
| 指定したブート ID に関する情報を表示します。 |