第2章 システム登録およびサブスクリプション管理


Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムと、そこにインストールされている製品は、サブスクリプションの対象となります。システムを登録していない場合、RHEL リポジトリーにアクセスすることはできません。セキュリティー、バグ修正などのソフトウェア更新をインストールすることはできません。Self-Support サブスクリプションをお持ちの場合でも、ナレッジベースにアクセスできます。一方、サブスクリプションがない場合は、多くのリソースを利用できません。サブスクリプションを購入し、Red Hat コンテンツ配信ネットワーク (CDN) を使用すると、次のものを追跡できます。

  • 登録したシステム
  • 登録したシステムにインストールされた製品
  • インストール済みの製品に割り当てられているサブスクリプション

2.1. コマンドラインを使用したシステムの登録

Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムと、そこにインストールされている製品は、サブスクリプションの対象となります。システムを登録していない場合、RHEL リポジトリーにアクセスすることはできません。セキュリティー、バグ修正などのソフトウェア更新をインストールすることはできません。Self-Support サブスクリプションをお持ちの場合でも、ナレッジベースにアクセスできます。一方、サブスクリプションがない場合は、多くのリソースを利用できません。Red Hat アカウントの Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションを有効化および管理するには、システムを登録する必要があります。

注記

Red Hat Insights にシステムを登録するには、rhc connect ユーティリティーを使用できます。詳細は、リモートホスト設定のセットアップ を参照してください。

前提条件

  • Red Hat Enterprise Linux システムの有効なサブスクリプションを持っている。

手順

  • システムを登録してサブスクライブします。

    # subscription-manager register
    Registering to:                      subscription.rhsm.redhat.com:443/subscription
    Username: <example_username>
    Password: <example_password>
    The system has been registered with ID: 37to907c-ece6-49ea-9174-20b87ajk9ee7
    The registered system name is:          client1.example.com

    このコマンドを実行すると、Red Hat カスタマーポータルアカウントのユーザー名とパスワードの入力を求められます。

    登録プロセスが失敗した場合は、特定のプールにシステムを登録できます。詳細を確認するには、次の手順に進んでください。

    • サブスクリプションのプール ID を確認します。

      # subscription-manager list --available --all

      このコマンドは、使用している Red Hat アカウントで利用可能なサブスクリプションをすべて表示します。サブスクリプションごとに、プール ID を含むさまざまな情報が表示されます。

    • <example_pool_id> を前のステップで確認したプール ID に置き換えて、適切なサブスクリプションをシステムに割り当てします。

      # subscription-manager attach --pool=<example_pool_id>

検証

  • Hybrid Cloud Console の Inventory Systems でシステムを確認します。
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