1.5. RHEL システムロールを使用したネットワークの管理
network
ロールを使用して、複数のターゲットマシンにネットワーク接続を設定できます。
network
ロールでは、以下のタイプのインターフェイスを設定できます。
- イーサネット
- ブリッジ
- ボンディング
- VLAN
- MacVLAN
- InfiniBand
各ホストに必要なネットワーク接続は、network_connections
変数内にリストとして提供されます。
network
ロールは、network_connections
変数で指定されているとおりに、ターゲットシステムにあるすべての接続プロファイルを更新または作成します。したがって、そのオプションがそのシステムにのみ存在し、network_connections
変数にはない場合、network
ロールは指定されたプロファイルからオプションを削除します。
以下の例は、必要なパラメーターを持つイーサネット接続が確実に設定されるように、network
ロールを適用する方法を示しています。
必要なパラメーターでイーサネット接続を設定する network ロールを適用する Playbook の例
# SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
---
- hosts: managed-node-01.example.com
vars:
network_connections:
# Create one Ethernet profile and activate it.
# The profile uses automatic IP addressing
# and is tied to the interface by MAC address.
- name: prod1
state: up
type: ethernet
autoconnect: yes
mac: "00:00:5e:00:53:00"
mtu: 1450
roles:
- rhel-system-roles.network