4.3. システムロケールの設定
システム全体にわたるロケール設定は /etc/locale.conf
ファイルに保存され、システム起動の初期段階で systemd
デーモンにより読み込まれます。/etc/locale.conf
に設定したロケール設定は、個別のプログラムやユーザーが上書きしない限り、すべてのサービスやユーザーに継承されます。
手順
利用可能なシステムロケール設定をリスト表示するには、次のコマンドを実行します。
$ localectl list-locales C.utf8 aa_DJ aa_DJ.iso88591 aa_DJ.utf8 ...
システムロケール設定の現在のステータスを表示するには、次のコマンドを実行します。
$ localectl status
デフォルトのシステムロケールオプションを設定または変更するには、
root
ユーザーでlocalectl set-locale
サブコマンドを使用します。以下に例を示します。# localectl set-locale LANG=en_US
GNOME ターミナルは、UTF8 以外のシステムロケールをサポートしていません。詳細は、ナレッジベースソリューション The gnome-terminal application fails to start when the system locale is set to non-UTF8 を参照してください。
関連情報
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man localectl(1)
、man locale(7)
、およびman locale.conf(5)