18.11. Web コンソールを使用した RAID 上のパーティションの作成
既存のパーティションテーブルにパーティションを作成します。パーティションを作成した後、さらにパーティションを作成できます。
前提条件
- RHEL 9 Web コンソールをインストールし、アクセスできる。詳細は、Web コンソールのインストール を参照してください。
-
cockpit-storaged
パッケージがシステムにインストールされている。 - RAID 上にパーティションテーブルが作成されている。
手順
RHEL 9 Web コンソールにログインします。
詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
- パネルで、Storage をクリックします。
- パーティションを作成する RAID デバイスをクリックします。
- RAID デバイスページで、GPT partitions セクションまでスクロールし、メニューボタン [⋮] をクリックします。
- Create partition フィールドにファイルシステムの名前を入力します。名前にスペースは使用しないでください。 をクリックし、
- Mount Point フィールドにマウントパスを入力します。
- Type ドロップダウンリストで、ファイルシステムのタイプを選択します。
- Size スライダーで、パーティションのサイズを設定します。
- オプション: ディスクに機密データが含まれており、それを上書きする場合は、Overwrite existing data with zeros を選択します。オンにしない場合、ディスクヘッダーだけが書き換えられます。
- Encryption ドロップダウンメニューで、暗号化の種類を選択します。ボリュームを暗号化しない場合は、No encryption を選択します。
- At boot ドロップダウンメニューで、ボリュームをマウントするタイミングを選択します。
Mount options セクションで:
- ボリュームを読み取り専用論理ボリュームとしてマウントする場合は、Mount read only チェックボックスをオンにします。
- デフォルトのマウントオプションを変更する場合は、Custom mount options チェックボックスをオンにして、マウントオプションを追加します。
パーティションを作成します。
- パーティションを作成してマウントする場合は、 ボタンをクリックします。
パーティションのみを作成する場合は、
ボタンをクリックします。ボリュームのサイズや、選択するオプションによって、フォーマットに数分かかることがあります。
検証
- フォーマットされた論理ボリュームの詳細は、メインストレージページの Storage テーブルで確認できます。