7.3. iSCSI バックストア
iSCSI バックストアは、エクスポートした LUN のデータをローカルマシンに保存するさまざまな方法に対応します。ストレージオブジェクトを作成して、バックストアが使用するリソースを定義します。
管理者は、LIO (Linux-IO) が対応する以下のバックストアデバイスのいずれかを選択できます。
fileio
バックストア-
ローカルファイルシステム上の通常のファイルをディスクイメージとして使用する場合は、
fileio
ストレージオブジェクトを作成します。fileio
バックストアの作成については、fileio ストレージオブジェクトの作成 を参照してください。 block
バックストア-
ローカルのブロックデバイスおよび論理デバイスを使用している場合には、
ブロック
ストレージオブジェクトを作成します。block
バックストアの作成については、ブロックストレージオブジェクトの作成 を参照してください。 pscsi
バックストア-
ストレージオブジェクトが SCSI コマンドの直接パススルーに対応している場合は、
pscsi
ストレージオブジェクトを作成します。pscsi
バックストアの作成については、pscsi ストレージオブジェクトの作成 を参照してください。 ramdisk
バックストア-
一時的な RAM 対応デバイスを作成する場合は、
ramdisk
ストレージオブジェクトを作成します。ramdisk
バックストアの作成については、メモリーコピーの RAM ディスクストレージオブジェクトの作成 を参照してください。
関連情報
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man ページの
targetcli(8)