19.8. Web コンソールで RAID の作成
RHEL 9 Web コンソールで RAID を設定します。
前提条件
RHEL 9 Web コンソールがインストールされている。
手順は、Web コンソールのインストールおよび有効化 を参照してください。
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cockpit-storaged
パッケージがシステムにインストールされている。 - システムに接続している物理ディスク。各 RAID レベルで必要なディスク容量は異なります。
手順
RHEL 9 Web コンソールにログインします。
詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
- Storage をクリックします。
- Storage テーブルで、メニューボタンをクリックします。
ドロップダウンメニューから、Create MDRAID device を選択します。
- RAID デバイスの作成 ダイアログボックスで、新しい RAID の名前を入力します。
- RAID レベル ドロップダウンリストで、使用する RAID レベルを選択します。
Chunk Size ドロップダウンリストから、使用可能なオプションのリストからサイズを選択します。
Chunk Size の値は、データ書き込み用の各ブロックの大きさを指定します。たとえば、チャンクサイズが 512 KiB の場合、システムは最初の 512 KiB を最初のディスクに書き込み、次の 512 KiB を次のディスクに書き込み、その次の 512 KiB をその次のディスクに書き込みます。RAID に 3 つのディスクがある場合は、4 つ目の 512 KiB が最初のディスクに再度書き込まれます。
- RAID に使用するディスクを選択します。
- Create をクリックします。
検証
ストレージ セクションに移動し、RAID デバイス ボックスに新しい RAID が表示されることを確認します。
Web コンソールで新しい RAID をフォーマットしてマウントするには、次のオプションがあります。
- RAID のフォーマット
- パーティションテーブルへのパーティションの作成
- RAID へのボリュームグループの作成