3.15. storage RHEL システムロールを使用してプールボリュームのサイズをパーセンテージで表す
このサンプル Ansible Playbook は、storage
システムロールを適用して、論理マネージャーボリューム (LVM) のボリュームサイズをプールの合計サイズのパーセンテージで表現できるようにします。
前提条件
- コントロールノードと管理対象ノードの準備が完了している。
- 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
-
管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する
sudo
権限がある。
手順
次の内容を含む Playbook ファイル (例:
~/playbook.yml
) を作成します。--- - name: Express volume sizes as a percentage of the pool's total size hosts: managed-node-01.example.com roles: - rhel-system-roles.storage vars: storage_pools: - name: myvg disks: - /dev/sdb volumes: - name: data size: 60% mount_point: /opt/mount/data - name: web size: 30% mount_point: /opt/mount/web - name: cache size: 10% mount_point: /opt/cache/mount
この例では、LVM ボリュームのサイズをプールサイズのパーセンテージで指定します (例:
60%
)。LVM ボリュームのサイズは、人間が判読できるファイルシステムのサイズ (例:10g
または50 GiB
) に占めるプールサイズのパーセンテージで指定することもできます。Playbook の構文を検証します。
$ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml
このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。
Playbook を実行します。
$ ansible-playbook ~/playbook.yml
関連情報
-
/usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md
ファイル -
/usr/share/doc/rhel-system-roles/storage/
ディレクトリー