7.8. フィールドを組み合わせまたは分割する場合の不足または不必要なデータの例
データマッピングでは、ソースまたはターゲットフィールドに複合データが含まれている場合に、不足しているデータや不必要なデータを特定する必要がある可能性があります。たとえば、以下のような形式の long_address
フィールドがあるとします。
number street apartment city state zip zip+4 country
number
、street
、city
、state
、および zip
のソースフィールドを long_address
ターゲットフィールドに組み合わせることにします。これを行うには、long_address
をソースフィールドとして選択し、ターゲットフィールドを選択します。次に、ソースフィールドの不要なパーツがある場所に、パディングフィールドを追加します。この例では、不要なパーツは apartment、zip+4、および country になります。
不要なパーツを特定するには、これらのパーツの順番を知っておく必要があります。順番は、複合フィールドにある内容の各パーツのインデックスを示します。たとえば、long_address
フィールドには順番が付けられたパーツが 8 つあります。インデックスの各パーツの順番は次のようになり、1 で始まります。
1 | number |
2 | street |
3 | apartment |
4 | city |
5 | state |
6 | zip |
7 | zip+4 |
8 | country |
データマッパーで apartment、zip+4、および country が不足していると識別するには、インデックス 3、7、および 8 にパディングフィールドを追加します。複数のソースフィールドを 1 つのターゲットフィールドに組み合わせる を参照してください。
number
、street
、city
、state
、および zip
のソースフィールドを long_address
ターゲットフィールドに組み合わせることにします。さらに、apartment、zip+4、および country の内容を提供するソースフィールドがないとします。データマッパーで、これらのフィールドが不足していると特定する必要があります。ここでも、インデックス 3、7、および 8 にパディングフィールドを追加します。1 つのソースフィールドを複数のターゲットフィールドに分割 を参照してください。