6.2. HTTP リクエストがトリガー可能なインテグレーションの作成
HTTP GET
または POST
リクエストでインテグレーションの実行をトリガーするには、Webhook コネクションをインテグレーションの最初のコネクションとして追加します。
手順
- Fuse Online パネルの左側にある Integrations をクリックします。
- Create Integration をクリックします。
- Choose a connection ページで Webhook コネクションをクリックします。
Choose an action ページで Incoming Webhook アクションを選択します。
Webhook Configuration ページで、Fuse Online はこのインテグレーションのために生成した Webhook トークンを表示します。
HTTP リクエストを作成するとき、このトークンは URL の最後の部分になります。このインテグレーションをパブリッシュし、稼働状態になった後、Fuse Online はこのトークンが末尾にある Fuse Online 外部 URL を表示します。
Webhook Configuration ページには、Default Response および Error Handling セクションも含まれます。Webhook ステップは、これを呼び出す HTTP クライアントに応答を送信します。応答には戻りコードの 1 つが含まれ、デフォルトでは、返されるメッセージのボディー部にあるエラーメッセージが含まれます。
- Return Code フィールドの Default Response で、Fuse Online に表示されるデフォルトの応答を指定するか、ドロップダウンリストを使用して希望のデフォルト応答を選択します。オペレーションフローを実行しても設定されたエラー応答がどれも返されなかった場合、フローはこの応答を送信します。通常、デフォルト応答の戻りコードはオペレーションに成功したことを意味します。
返されたメッセージのボディー部にエラーメッセージが含まれるようにするかどうかを Error Handling に指定します。
通常、開発中はエラーメッセージを返すようにします。しかし、実稼働では機密情報が含まれる場合にエラーメッセージを非表示にする場合があります。エラーメッセージは、
responseCode
、category
、message
、およびerror
要素が含まれる JSON 形式の文字列です。例を以下に示します。{ responseCode: 404, category: "ENTITY_NOT_FOUND_ERROR", message: "SQL SELECT did not SELECT any records" error: SYNDESIS_CONNECTION_ERROR }
開発中、最も確実にエラーの発生を確認する方法は、呼び出し元への応答の
HTTP_RESPONSE STATUS
ヘッダーをチェックすることです。インテグレーション Pod のログでINFO
メッセージを確認することもできます。インテグレーションの Activity ログには成功した交換が記録され、エラーは Activity ログに常に記録されるとは限りません。- Webhook ステップが返す可能性のあるエラーごとに、デフォルトの戻りコードを指定するか、ドロップダウンリストを使用して別の HTTP ステータスの戻りコードを選択します。
- Next をクリックします。
Specify Output Data Type ページで以下を行います。
- Select Type フィールドをクリックし、JSON schema を選択します。
- Definition フィールドに、HTTP リクエストでパラメーターのデータタイプを定義する JSON スキーマを貼り付けます。リクエストパラメーターを指定するための JSON スキーマ を参照してください。
- Data Type Name フィールドに、このデータタイプの名前を指定します。これは任意のフィールドですが、名前を指定すると、データマッパーの Sources リストに表示されるため、フィールドを正しくマップしやすくなります。
- 必要に応じて、このデータタイプを区別するための情報を Data Type Description フィールドに入力します。
- Next をクリックします。
- 最後のコネクションをインテグレーションに追加します。
- 必要な他のコネクションを追加します。
- 必要な他のステップを追加します。
- 最初のコネクションの直後に、データマッパーステップを追加します。
- Publish をクリックし、インテグレーションの名前を付け、必要に応じて説明を追加した後、 Save and publish をクリックします。