7.7. 欠落しているソースまたはターゲットの値を指定する
フィールドをマップすると、ソースデータシェイプがターゲットデータシェイプに必要な値を提供しない場合や、その逆の場合があります。プロパティーまたは定数を定義することによって、欠落している値を指定することができます。
たとえば、ターゲットデータシェイプが、値が HORIZONTAL または VERTICAL でなければならない Layout フィールドを定義するとします。ソースデータシェイプはこのフィールドを提供しません。定数を作成して、Layout ターゲットフィールドにマップできます。
前提条件
- データマッパーで、Mapping Details パネルが開いています。
手順
定数を定義するには:
Source または Target パネルの上部で、Constants の右側にある Add (+) をクリックします。
Create Constant ダイアログが開きます。
- 定数の値を入力します。
- データ型を選択します。
- Save をクリックして新しいフィールドを作成します。
プロパティーを定義するには:
Source または Target パネルの上部で、Properties の右側にある Add (+) をクリックします。
Create Property ダイアログが開きます。
- プロパティー名を入力します。
- データ型を選択します。
Scope プルダウンメニューから、オプションの 1 つを選択して、プロパティーのスコープを定義します。
- Current message header - 前のステップから Data Mapper ステップに渡されたメッセージヘッダー。
- Camel Exchange Property - Camel 固有のプロパティー用。
Result - 前のステップのメッセージヘッダー。
重要スコープオプションはテクノロジープレビュー機能のみです。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品サポートのサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではない場合があります。Red Hat は、実稼働環境での使用を推奨しません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能をテストし、フィードバックを提出できるようにすることを目的としています。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
- Save をクリックして新しいフィールドを作成します。