7.15. データマッピングのトラブルシューティング
データマッパーでは、以前のインテグレーションステップで提供できるソースフィールドの最大セットが表示されます。ただし、すべてのコネクションによって、表示された各ソースフィールドにデータが提供されるわけではありません。たとえば、サードパーティーアプリケーションへの変更によって、特定のフィールドにデータが提供されなくなる可能性があります。インテグレーションの作成時に、データマッピングが想定どおりに機能していないことが判明した場合は、マップするソースフィールドに予想されるデータが含まれていることを確認してください。
すでにマップされたフィールドに影響するデータシェイプの変更により、データマッパーがドキュメントをロードできない場合があります。このような場合、影響を受けるフィールドをマップするデータマッパーステップを編集しようとすると、データマッパーはソースおよびターゲットパネルを表示できません。その代わりに、ドキュメントのロードまたは検索が不可能であることを示すエラーが表示されます。エラーメッセージは、以下のメッセージの 1 つのようになります。
-
Data Mapper UI Initialization Error: Could not load document '-La_rwMD_ggphAW6nE9o': undefined undefined
-
Could not find document for mapped field 'last_name' at URI atlas:json:-LaX4LMC1CfVJYp3JXM6
このデータマッパーステップを削除し、更新されたフィールドをマップする新しいデータマッパーステップに置き換える必要があります。
マップされたフィールドのデータシェイプを変更するには、必ずマッピングをやり直す必要がありますが、常にデータマッパーステップを削除する必要はありません。たとえば、XML インスタンスが入力データシェイプを指定し、ユーザーが要素の名前を変更すると、データマッパーは古いフィールド名をマップ元またはマップ先とするマッピングを削除します。更新された名前でフィールドをマップ先またはマップ元としてマッピングする必要があります。
以下の方法で、マップされたフィールドのデータシェイプを変更できます。
API プロバイダーインテグレーションでフローの編集中に、オペレーションを定義する OpenAPI ドキュメントを編集します。
オペレーションの応答のデータシェイプを変更すると、データマッパーがドキュメントをロードできなくなります。
フローでは、以下に記載されているコネクションの 1 つの入力データタイプや出力データタイプを編集します。
- Amazon S3
- AMQ
- AMQP
- Dropbox
- FTP/SFTP
- HTTP/HTTPS
- Kafka
- IRC
- MQTT