第11章 Data Virtualization のアーキテクチャー
- トランスポート
- トランスポートサービスはクライアント接続を管理します。セキュリティー認証、暗号化など。
- クエリーエンジン
- クエリーエンジンには複数のレイヤーとコンポーネントがあります。ハイレベルで、リクエストの処理は以下のように構成されています。
以下の図は、データ仮想化サービスを構成するコンポーネントの詳細を示しています。
- SQL はプロセッサープランに変換されます。エンジンは受信 SQL クエリーを受け取ります。内部コマンドへ解析されます。次に、コマンドは解決、検証、および書き換えにより論理プランに変換されます。最後に、ルールとコストベースの最適化は、論理計画を最終的なプロセッサープランに変換します。詳細は、「 Federated planning 」を参照してください。
- バッチ処理。クエリー処理のソースおよびその他の要素は、結果を処理スレッドに非同期的に返す場合があります。できるだけ早く、クライアントの結果をバッチ処理できるようになります。
- バッファー管理は、Data Virtualization が使用しているオン/オフヒープメモリーの大部分を制御します。メモリーを過剰に消費しないようにし、仮想マシンサイズを超える可能性があります。
トランザクション管理はトランザクションが必要なタイミングを決定し、XA トランザクションを調整するために TransactionManager サブシステムと対話します。
ソースクエリーは、クエリーエンジンとインターフェースするデータ層と、トランスレーターを使用してソースと直接対話するコネクターレイヤーによって処理されます。接続は、データベースやデータ機関、NoSQL、Hadoop、Data grid/cache、SaaS など、異種データストア用に提供されます。
- トランスレーター
- Data Virtualization は一連の変換を開発しました。詳細は、「 Translators 」を参照してください。
11.1. 用語 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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- 仮想マシンまたはプロセス
- Data Virtualization の Spring Boot インスタンス。
- Host
- 1 つ以上の仮想マシンを実行するマシン。
- サービス
仮想マシンで実行されるサブシステム(多くの仮想マシン)は、関連する機能セットを提供します。サービスプラットフォームでは、これらの主なコンポーネントに加えて、サービス上に構築されるアプリケーションで以下のコアサービスセットを利用できます。