10.8. 準拠したテーブル
準拠テーブルは、複数の物理ソースで同じソーステーブルです。
通常、これは複数のソースにデータを参照する場合に使用されますが、テーブルを表すために単一のメタデータエントリーのみが必要になります。
準拠したテーブルは、以下のエクステンションメタデータプロパティーを適切なソーステーブルに追加して定義します。
{http://www.teiid.org/ext/relational/2012}conformed-sources
{http://www.teiid.org/ext/relational/2012}conformed-sources
完全な DDL メタデータを使用するか、ステートメントを変更するか、setProperty
システムの手順 を使用して、DDL ファイルでエクステンションプロパティーを設定できます。このプロパティーは、物理モデル/スキーマ名のコンマ区切りリストになります。
DDL の変更例
ALTER FOREIGN TABLE "reference_data" OPTIONS (ADD "teiid_rel:conformed-sources" 'source2,source3');
ALTER FOREIGN TABLE "reference_data" OPTIONS (ADD "teiid_rel:conformed-sources" 'source2,source3');
メタデータエントリーが他のスキーマに存在することが予想されます。
エンジンは、準拠したソースの一覧を取得し、モデルメタデータ ID のセットを対応するアクセスノードに関連付けます。また、結合を検討するロジックは、プッシュダウンの決定時に準拠しているセットも考慮します。サブクエリー処理は、親内のサブクエリーに従属するソースのみを確認します。したがって、サブクエリーに準拠しているテーブルがあると、期待通りにプッシュされますが、その逆も同様です。