4.3. 特別な変換ケース
文字列リテラルの変換
Data Virtualization は、SQL ステートメント内の文字列リテラルをそれらの暗黙的な型に自動的に変換します。これは通常、異なるデータタイプを持つ式がリテラル文字列と比較される基準比較で実行されます。以下に例を示します。
SELECT * FROM my.table WHERE created_by = '2016-01-02'
SELECT * FROM my.table WHERE created_by = '2016-01-02'
上記の例では、created_by
列にデータタイプが date の場合、Data Virtualization は自動的に文字列リテラルのデータ型を date に変換します。
ブール値への変換
Data Virtualization は、リテラル文字列および数値型の値を、以下の表の shwon としてブール値に変換できます。
タイプ | リテラル値 | ブール値 |
---|---|---|
文字列 | 'false' | false |
| 'unknown' | null |
| その他 | true |
数値 | 0 | false |
| その他 | true |
日付と時刻への変換
Data Virtualization は、以下の表のように、適切にフォーマットされたリテラル文字列を関連する日付関連のデータ型に変換することができます。
文字列リテラル形式 | 暗黙的な変換タイプの可能性 |
---|---|
yyyy-mm-dd | DATE |
hh:mm:ss | TIME |
yyyy-mm-dd[ hh:mm:ss.[fff…]] | TIMESTAMP |
前述の形式は、JDBC の日付タイプによって想定される形式です。他の形式を使用するには、Date 関数および time 関数 の PARSEDATE
、PARSETIME
、および PARSETIMESTAMP
を参照してください。