3.6.15. OPTION 句
OPTION キーワードは、ユーザーがコマンドで渡すことができるオプションを示します。これらのオプションは Data Virtualization 固有のもので、SQL 仕様では対応していません。
用途
OPTION option (, option)*
OPTION option (, option)*
サポートされているオプション
MAKEDEP テーブル(,table)*
- 参加に依存するソーステーブルを指定します。
MAKEIND テーブル(,table)*
- 結合で独立すべきソーステーブルを指定します。
MAKENOTDEP テーブル(,table)*
- 依存する結合が使用されないようにします。
NOCACHE [table (,table)*]
- キャッシュがすべてのテーブルまたは指定のテーブルに使用されるのを防ぎます。
例
OPTION MAKEDEP table1
OPTION MAKEDEP table1
OPTION NOCACHE
OPTION NOCACHE
OPTION 句で指定されたすべてのテーブルは完全修飾する必要があります。ただし、テーブル名は完全修飾名またはエイリアス名のいずれかと一致します。
MAKEDEP および MAKEIND のヒントは、オプションの引数を取り、依存する参加を制御することができます。拡張ヒントの形式は以下のとおりです。
MAKEDEP tbl([max:val] [[no] join])
MAKEDEP tbl([max:val] [[no] join])
-
TBL
(JOIN)は参加全体をプッシュする必要が
あることを意味します。 -
TBL
(NO JOIN)は、結合全体をプッシュするべきではないこと
を意味します。 -
TB
L(MAX:val)は、独立した結合が
独立側からの値の最大数より少ない場合にのみ実行されるべきことを意味します。
Data Virtualization は、OPTION 句の PLANONLY、DEBUG、および SHOWPLAN の引数を受け入れません。これらのオプションにより以前に提供されていた機能の実行方法は、『クライアント開発者ガイド』を参照してください。
MAKEDEP および MAKENOTDEP のヒントは、@view1.view2…table の形式でテーブル
名を取ることができます。たとえば、インラインビュー "SELECT * FROM(SELECT * FROM tbl1, tbl2 WHERE tbl1.c1 = tbl2.c2)AS v1 OPTION MAKEDEP @v1.tbl1"
の場合、ヒントは v1 ビューに適用するものとして理解されます。