3.6.2. OpenStack Telemetry の WSGI サービスへのアップグレード
この手順では、OpenStack Telemetry(ceilometer)サービスをアップグレードして、スタンドアロンサービスの代わりに httpd の下にある Web Server Gateway Interface(WSGI)アプレットとして実行されます。このプロセスは、スタンドアロンの openstack-ceilometer-api サービスを自動的に無効にし、WSGI アプレットを有効にするために必要な設定をインストールします。
undercloud から openstack overcloud deploy を実行し、major-upgrade-ceilometer-mitaka-newton.yaml 環境ファイルを追加します。ネットワーク分離やストレージなど、お使いの環境に関連するすべてのオプションおよびカスタム環境ファイルも追加するようにしてください。
以下は、ファイルが追加された openstack overcloud deploy コマンドの例です。
新たな環境ファイルの設定でオーバークラウドが更新されるまで待ちます。
コントローラーノードにログインし、pcs status コマンドを実行して、全リソースがコントローラークラスターでアクティブかどうかを確認します。エラーが発生したリソースがある場合には、pcs resource cleanup を実行してエラーを消去し、各リソースの状態を Started に設定します。引き続きエラーが発生する場合は、Red Hat に連絡してアドバイス/サポートをリクエストしてください。