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79.2. tripleo container image build

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tripleo-ansible を使用して tripleo コンテナーイメージをビルドします。

使用方法

openstack tripleo container image build [-h] [--authfile <authfile>]
                                               [--base <base-image>]
                                               [--config-file <config-file>]
                                               [--config-path <config-path>]
                                               [--distro <distro>]
                                               [--exclude <container-name>]
                                               [--extra-config <extra-config>]
                                               [--namespace <registry-namespace>]
                                               [--registry <registry-url>]
                                               [--skip-build]
                                               [--tag <image-tag>]
                                               [--prefix <image-prefix>]
                                               [--push] [--label <label-data>]
                                               [--volume <volume-path>]
                                               [--work-dir <work-directory>]
                                               [--rhel-modules <rhel-modules>]

表79.2 コマンド引数
概要

-h、--help

help メッセージを表示して終了します

--authfile <authfile>

認証ファイルのパス。上書きするには REGISTRY_AUTH_FILE 環境変数を使用します (デフォルト:/root/containers/auth.json)。

--base <base-image>

オプションのバージョンを含むベースイメージ名。centos:8 を指定できます。ベースイメージ名は centos ですが、centos:8 はベースイメージをビルドするためにプルされます (デフォルト:ubi8)。

--config-file <config-file>

ビルドするイメージを指定する yaml 設定ファイル (デフォルト:tripleo_containers.yaml)

--config-path <config-path>

ベース設定パス。これは、すべてのコンテナーイメージファイルのベースパスです。定義されたコンテナーは、このパスにある tcib フォルダー内になければなりません。このオプションが設定されると、<config-file> のデフォルトパスが変更されます (デフォルト:/usr/share/tripleo- common/container-images)。

--distro <distro>

ディストリビューション名。未定義の場合、システムはホストのディストリビューションを使用してビルドします (デフォルト:centos)。

--exclude <container-name>

ビルドをスキップするコンテナーのリストに対して一致するコンテナーの名前。複数のコンテナーを省略する場合は複数回指定する必要があります (デフォルト:[])。

--extra-config <extra-config>

指定された設定 YAML ファイルから追加オプションを適用します。これはすべてのコンテナービルドに適用されます (デフォルト:None)。

--namespace <registry-namespace>

コンテナーレジストリーの名前空間 (デフォルト:tripleotrain)

--registry <registry-url>

コンテナーレジストリーの URL(デフォルト:localhost)

--skip-build

イメージのビルドをスキップかどうか (デフォルト:false)。

--tag <image-tag>

イメージタグ (デフォルト:latest)

--prefix <image-prefix>

イメージの接頭辞 (デフォルト:openstack)

--push

指定されたレジストリーへのイメージのプッシュを有効にします (デフォルト:False)。

--label <label-data>

コンテナーにラベルを追加します。このオプションは複数回指定できます。各ラベルは key=value のペアです。

--volume <volume-path>

イメージのビルド時に使用するコンテナーバインドマウント。複数ボリュームの場合は、複数回指定する必要があります (デフォルト:[/etc/yum.repos.d:/etc/distro.repos.d:z/etc/pki/rpm-gpg:/etc/pki/rpm-gpg:z])。

--work-dir <work-directory>

TripleO コンテナービルドディレクトリー。各イメージおよびその依存関係の設定およびログを保存します (デフォルト: /tmp/container-builds)。

--rhel-modules <rhel-modules>

有効にする rhel モジュールおよびバージョンのコンマ区切りリスト例:mariadb:10.3,virt:8.3

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