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第82章 undercloud

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本章では、undercloud コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

82.1. undercloud backup

アンダークラウドのバックアップを作成します。

使用方法

openstack undercloud backup [--init [INIT]] [--setup-nfs]
                                   [--setup-rear] [--cron] [--db-only]
                                   [--inventory INVENTORY]
                                   [--add-path ADD_PATH]
                                   [--exclude-path EXCLUDE_PATH]
                                   [--extra-vars EXTRA_VARS]

表82.1 コマンド引数
概要

--init [INIT]

rear または nfs を引数として使用し、バックアップの環境を初期化します。パッケージのインストールと設定された ReaR サーバーまたは NFS サーバーを確認します。デフォルトは rear です (例:--init rear)。警告: このフラグは非推奨となり、--setup-rear および --setup-nfs で置き換えられます。

--setup-nfs

ansible インベントリーのホストの BackupNode に必要なパッケージおよび設定をインストールするバックアップノードで、nfs サーバーを設定します。

--setup-rear

ReaR をインストールおよび設定する アンダークラウド ホストに rear をセットアップします。

--cron

デフォルトで日曜日の午前 0 時にバックアップを実行する新しい cron ジョブをセットアップしますが、これは tripleo_backup_and_restore_cron extra-var を使用してカスタマイズできます。

--db-only

アンダークラウド ホストの db バックアップを実行します。db バックアップファイルは、openstack-backup-mysql-<timestamp>.sql という名前で /home/stack に保存されます。

--inventory INVENTORY

tripleo-ansible- inventory コマンドで生成された tripleo インベントリーファイル。デフォルトは /home/stack/tripleo- inventory.yaml です。

--add-path ADD_PATH

バックアップに追加のファイルを追加します。デフォルトは /home/stack/ です (例: --add-path /this/is/a/folder/ --add- path /this/is/a/texfile.txt)。

--exclude-path EXCLUDE_PATH

アンダークラウドのバックアップを実行する際の除外パス。このオプションは複数回指定することができます。デフォルト:none (例: --exclude-path /this/is/a/folder/ --exclude-path /this/is/a/texfile.txt)

--extra-vars EXTRA_VARS

追加の変数を dict または JSON または YAML ファイルタイプの絶対パスとして設定します。例:--extra-vars {"key": "val", "key2": "val2"} 例: --extra-vars /path/to/my_vars.yaml 例: --extra-vars /path/to/my_vars.json渡すことのできる変数についての詳細は、https://opendev.org/openstack/tripleo-ansible/src/branch/master/tripleo_ansible/roles/backup_and_restore/def aults/main.yml を参照してください。

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