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第80章 信頼 (trust)

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本章では、trust コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

80.1. trust create

新規信頼を作成します。

使用方法

openstack trust create [-h] [-f {json,shell,table,value,yaml}]
                              [-c COLUMN] [--noindent] [--prefix PREFIX]
                              [--max-width <integer>] [--fit-width]
                              [--print-empty] --project <project> --role
                              <role> [--impersonate]
                              [--expiration <expiration>]
                              [--project-domain <project-domain>]
                              [--trustor-domain <trustor-domain>]
                              [--trustee-domain <trustee-domain>]
                              <trustor-user> <trustee-user>

表80.1 位置引数
概要

<trustor-user>

承認を委譲されるユーザー (名前または ID)

<trustee-user>

承認を想定するユーザー (名前または ID)

表80.2 コマンド引数
概要

-h、--help

help メッセージを表示して終了します

--project <project>

委譲されるプロジェクト (名前または ID)(必須)

--role <role>

承認するロール (名前または ID) (複数の値を設定する場合はオプションを繰り返し使用します。必須)

--impersonate

信頼から生成されたトークンは <trustor> を表します (デフォルトは False)。

--expiration <expiration>

信頼の有効期限を設定します (yyyy- mm-ddTHH:MM:SS の形式)

--project-domain <project-domain>

プロジェクトが所属するドメイン (名前または ID)。プロジェクト名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。

--trustor-domain <trustor-domain>

<trustor>が含まれるドメイン (名前または ID)

--trustee-domain <trustee-domain>

<trustee>が含まれるドメイン (名前または ID)

表80.3 出力フォーマット設定オプション
概要

-f {json,shell,table,value,yaml}, --format {json,shell,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

表80.4 JSON フォーマット設定オプション
概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表80.5 シェルフォーマット設定オプション
概要

--prefix PREFIX

すべての変数名に接頭辞を追加します。

表80.6 テーブルフォーマット設定オプション
概要

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。

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