3.2. Kubernetes へのデプロイ時に証明書を追加


Kubernetes にデプロイされると、Red Hat Quay は設定アセットを保存するためのボリュームとしてシークレットにマウントします。ただし、現時点でこれを実行すると、スーパーユーザーパネルの証明書アップロード機能に障害が発生します。

このエラーを回避するには、Red Hat Quay のデプロイ に base64 でエンコードされた証明書をシークレットに追加できます。以下に、これを実行する方法を示します。

  1. まず、証明書の内容を Base64 エンコードします。

    $ cat ca.crt
    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    MIIDljCCAn6gAwIBAgIBATANBgkqhkiG9w0BAQsFADA5MRcwFQYDVQQKDA5MQUIu
    TElCQ09SRS5TTzEeMBwGA1UEAwwVQ2VydGlmaWNhdGUgQXV0aG9yaXR5MB4XDTE2
    MDExMjA2NTkxMFoXDTM2MDExMjA2NTkxMFowOTEXMBUGA1UECgwOTEFCLkxJQkNP
    UkUuU08xHjAcBgNVBAMMFUNlcnRpZmljYXRlIEF1dGhvcml0eTCCASIwDQYJKoZI
    [...]
    -----END CERTIFICATE-----
    
    $ cat ca.crt | base64 -w 0
    [...]
    c1psWGpqeGlPQmNEWkJPMjJ5d0pDemVnR2QNCnRsbW9JdEF4YnFSdVd3PT0KLS0tLS1FTkQgQ0VSVElGSUNBVEUtLS0tLQo=
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  2. kubectl ツールを使用して、quay-enterprise-config-secret を編集します。

    $ kubectl --namespace quay-enterprise edit secret/quay-enterprise-config-secret
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  3. 証明書のエントリーを追加し、エントリーの下に base64 エンコードされた文字列を完全に貼り付けます。

      custom-cert.crt:
    c1psWGpqeGlPQmNEWkJPMjJ5d0pDemVnR2QNCnRsbW9JdEF4YnFSdVd3PT0KLS0tLS1FTkQgQ0VSVElGSUNBVEUtLS0tLQo=
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  4. 最後に、すべての Red Hat Quay Pod をリサイクルします。kubectl delete を使用してすべての Red Hat Quay Pod を削除します。Red Hat Quay Deployment は、置き換え Pod を新しい証明書データで自動的にスケジュールします。
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