10.4. ミラーリングされたリポジトリーの使用
ミラーリングされたリポジトリーの作成後は、そのリポジトリーを使用する複数の方法を実行できます。Repositories ページからミラーリングされたリポジトリーを選択し、以下のいずれかを行います。
- リポジトリーの有効化/無効化: 左列の Mirroring ボタンを選択してから Enabled チェックボックスを切り替え、一時的にリポジトリーを有効または無効にします。
ミラーログの確認: ミラーリングされたリポジトリーが適切に機能していることを確認するために、ミラーログを確認できます。これを実行するには、左側の列の Usage Logs ボタンを選択します。以下に例を示します。
- 今すぐミラー同期を実行する: リポジトリーのイメージをすぐに同期するには、Sync Now ボタンを選択します。
- 認証情報の変更: ユーザー名およびパスワードを変更するには、Credentials 行で DELETE を選択します。次に、None を選択し、プロンプトが出されたら外部レジストリーにログインするために必要なユーザー名およびパスワードを追加します。
- ミラーリングの取り消し: ミラーリングを停止する (現在利用できるイメージを維持しながら新しいイメージが同期されないようにする) には、CANCEL ボタンを選択します。
ロボットパーミッションの設定: Red Hat Quay ロボットアカウントには、外部リポジトリーにアクセスするために認証情報を保持するトークンが指定されます。ロボットに認証情報を割り当てることで、そのロボットを同じ外部レジストリーにアクセスする必要のある複数のミラーリングされたリポジトリーで使用することができます。
Account Settings に移動し、左側の列の Robot Accounts アイコンを選択して、既存のロボットをリポジトリーに割り当てることができます。ロボットアカウントには、REPOSITORIES 列にあるリンクを選択します。ポップアップウィンドウから、以下を行うことができます。
- そのロボットに割り当てられているリポジトリーを確認します。
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この図に示されている PERMISSION フィールドから対象のロボットに読み取り、書き込み、または管理者権限を割り当てます。
ロボット認証情報の変更: ロボットは、Kubernetes シークレット、Docker ログイン情報、および Mesos バンドルなどの認証情報を保持できます。ロボットの認証情報を変更するには、Robot Accounts ウインドウのロボットのアカウント行にある Options 歯車を選択し、View Credentials を選択します。ロボットがアクセスする必要のある外部リポジトリーの適切な認証情報を追加します。
- 一般的な設定の確認および変更: ミラーリングされたリポジトリーページの左側の列から Settings ボタン (歯車アイコン) を選択します。生成されるページでは、ミラーリングされたリポジトリーに関連付けられた設定を変更することができます。とくに、ユーザーおよびロボットのパーミッションを変更して、リポジトリーから/への読み取りまたは書き込みを実行できるユーザーやロボットを指定できます。